「昔はここは池だった・・・」など軟弱地盤となりえる場所を予め調査する

日経コンストラクション2009.11-23号の特集「敷地のリスクを見抜け」でおもしろいウェブサイトのサービスが色々と紹介されていました。さっそく事務所がある大阪府貝塚市近辺で調べてみました。

建物を建てる前にその土地を現地調査したりボーリングやSSなどで地盤調査をしますが、なかなか施主自身の手でそこまで調査することはできません。土地取得前なら尚のことです。

そこで素人でも得ることが出来る情報を提供するウェブサイトがあります。

  • 国土変遷アーカイブ空中写真閲覧システム:全国で撮影された航空写真ですが、一番古いものなら1946年ぐらいまで。ちなみに貝塚市の1956年ごろの写真はこちら。Googleのグーグルマップの航空写真と比べると比較しやすいでしょう。ちなみに貝塚市は非常に池が多い地域です。宅地造成などで埋め立てられた場所もある可能性が高いです。
  • GEODAS(ジオダス):無料で地盤調査の結果を地図上にマッピングした画像が得られます。ちなみに貝塚市のデータはこちら。軟弱地盤と判定された箇所が多くあります。
  • 全国地盤環境情報ディレクトリ:環境省が提供する地盤沈下の状況や地下水の利用状況を提供しています。

今回は軟弱地盤関連の情報ですが、紙面では活断層情報などを提供するウェブサイトも紹介されていました。詳しくは日経アーキテクチャをご覧下さい。