【備忘録】VB6で開発したシステムをWindows7で動作させるために行った操作

VB6で昔開発したシステムをWindows7で動作するかチェックしたところ、いくつかつまづいたものの以下の操作を行うことで解結したので、備忘録として記載。
・そのシステムはVB6に、GrapeCityのInputman、SPREADなどのActiveXを使用していたが、Windows7 64bitではひとまず動作した。
・VB6で作成されたインストールウィザードでのインストールにも成功。
・このプログラムはインストールされたフォルダのアクセスファイルに読み書きを加えるが、ここで1つつまづき。対象のフォルダにUsersのフルアクセス権限を付与することで回避。やり方はエクスプローラーにてフォルダアイコンを右クリック。プロパティからセキュリティタブを開き、グループ名にUsersを選択し編集ボタン。フルコントロールにチェック。
・このプログラムはアクセスのレポートプレビュー機能などを使うが、起動ごとに「セキュリティの警告」が出て確認が必要となる。ここが2つめのつまづき。添付の画面のようにアクセスに対して、対象のフォルダを「信頼できるフォルダ」として設定し、この警告が出ないようにした。ちなみに使ったアクセスは2010。やり方はアクセスを開き、ファイルタブのオプションを選択。出てきた画面の左にあるセキュリティセンターを選択し、「セキュリティセンターの設定」ボタンを押す。「信頼できる場所」を選択し新しい場所としてこのプログラムのフォルダを選択。


以上。
ちなみにこのシステムは開発をしてもう7年ほど経過している。Windows7で動作したとしても開発環境のVB6が使えない状態では修正などが一切できない。開発者側もいつまでもVB6での開発をサポートするわけにはいかないので、どこかのタイミングで開発環境も新しいものに変更し、システムも焼き直しを行わなければならない。ユーザの利用負担も考えると難しいことなのだが・・・