マル経融資(小企業等経営改善資金融資制度)が4月から変わります

商工会議所の相談員をやっているため、マル経融資(小企業等経営改善資金融資制度)はたびたび接することがあるのですが、この制度が4月1日から変わります。
変更のポイントは以下の通り。
1.融資の迅速化
財務会計ソフトの活用などにより会計の仕組みが整備された企業に対して処理を迅速化するとのことで本来商工会議所等から6ヶ月の経営指導期間が必要なのですが最大1ヶ月短縮されるとのことです。
2.対象業種の拡大
これまで運転資金に限定されていた生活衛生関連事業者の設備資金についても対象となります。
3.貸付限度額の拡大
これが一番大きな変更だと思います。限度額が550万から1,000万円に拡大されます。すでに450万円の別枠があるのですが、正式な枠とされます。
4.貸付期間の延長
運転資金が4年から5年に、設備資金が6年から7年に延長です。すでに1年延長の暫定措置が講じられていますが、これが正式に制度となります。

ちなみに商工会議所に入ってから6ヶ月ではありませんから要注意です。あくまで経営指導を継続して受けることが要件ですので!!