~事務所だより~
こんにちは。安田コンサルティングの安田です。
本日は『建設業受注アップセミナー』の講師を務めてきた様子をレポートいたします。
こちらのセミナーは和歌山県広川町商工会館で開催されました。主催は「広域商工会有田オレンジ協議会」という有田川商工会、広川町商工会、湯浅商工会の3商工会が加わる協議会となっています。内容としては以下の通りです。
建設業における受注UPアプローチの大切なポイントが以下の5つです。
1. 情報発信
客観情報よりも主観情報を中心に発信していくこと。
企業の強み(QCDSSE要素)を明確にし、育て、発信すること。
2. ターゲット顧客の明確化
顧客セグメンテーション【地域、年齢、性別、職業、関心、
家族構成、趣味、共感・価値観、悩み・不安、目標、ライフスタイル、
ライフステージ など】
「誰でもウェルカム!」からの脱却と理想的な顧客との出会い
顧客をイメージすると作戦が具体的になる
顧客の3役(利用者、決定者、スポンサー)の理解
3. 目的と手段の理解
顧客の目的はなにか?
顧客の潜在目的、口に出せないような目的は?
事業は目的ではなく手段の1つ
顧客を育てる(未知顧客⇒見込客⇒顧客⇒リピーター)
4. AIDMA、AISAS
ADIMA、AISAS
発信手段とSNS活用
5. 地域交流
地域の一員として
地域交流の方法
イベント集客とイベント後のフォロー
これらを2時間という非常に短い時間に凝縮して語ってきました。
地域で活躍する建設会社の皆さんにとって何かヒントになっていたら幸いです。
~建設業ニュース~
【解体工事業の許可についてご準備ください!】
平成28年6月1日より「解体工事業」の区分ができました。それより3年は経過措置として「とび・土工工事業」でも解体工事ができますが、いよいよ来年5月31日にてこの経過措置は終了となります。業種追加の申請が完了してから許可通知書が得られるまでの間が1ヶ月。そのため少なくとも4月中旬ごろまでには申請を終えていたいところです。
特に専任技術者について平成27年度までの施工管理技士等の合格者については1年以上の実務経験か登録解体講習が必要です。現時点でもし実務経験が無い場合は「登録解体工事講習」の受講が必要です。現在のところ実施機関は2社。
公益社団法人全国解体工事業団体連合会 https://www.zenkaikouren.or.jp/
一般財団法人全国建設研修センター http://www.jctc.jp/
どちらもホームページに講習予定が掲載されていますので是非チェックしてください。