創業支援セミナーにて1日講師を務めてきました!!

120229_10_30_42 2月25日に堺商工会議所で開催された創業支援セミナー『1 日でわかる!創業の基礎!!』で講師を務めてきました。タイトルからもわかりますとおり、1日で創業に関する基礎的なことをすべて伝えることが目的です。そのため内容は以下のように多岐にわたりました。

?創業の心構え(創業を考える、創業パターンの分類)
?創業のアイデア創出(好きなことを事業にかえる、アイデアを磨く)
?創業計画書の作成(事業コンセプトや売る仕組みを考える、収支計画と資金計画)
?公的な融資の種類とは(日本政策金融公庫について、制度融資について)
?開業の手続き(開業届の提出方法、許認可の申請・更新手続き)
?IT 活用の有効な手段(インターネットでの販路開拓、ツイッター、フェイスブックの有効活用)

90名弱の受講者が集まり、皆さん熱心に聴いて頂きました。終了後のアンケートでは上述の「各論の部分をもっと詳しく聞きたかった」や「業種別に事例を聞きたかった」などもっと突っ込んだ内容の要望が見られました。こうした要望を前向きに捉えるならば、基礎的な部分の理解が進み、受講者それぞれが考える創業プランに応じた部分を検討する必要があると認識するに至ったと考えています。次の段階に進んだということで。でも要望は要望として、次の機会を頂いたときは、テキストと話す内容のバランスで、もっと濃い内容にできるか検討します。

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このグラフはセミナーの内容や講師の満足度を表したものです。「やや不満」、「不満」の方の「不満足度」は相当高いものと予測されます。(こうしたアンケートは良い方の回答が選ばれやすいため)

すべての受講者を満足させることは難しいのですが、難しいからといってこの結果に満足するわけにはいきません。この部分は猛省する必要があります。

不満の声としては個人事業的な話が中心であったことがあげられていました。ここは思い当たるところがあります。創業予定者の方が飲食や雑貨等小売の方が多く、また創業プランがほとんどできていない方はプランを練るにあたって利用者としてイメージしやすいものを想定する必要があったという2つの理由からです。原理原則を伝えるためにはどの事業を例にあげても良かったわけですが、それであれば少数派の業種例や事業規模の例もあげるべきでした。

満足度100%講師の道は険しいです!!

でも、こうして多くの創業予定者の夢の実現をお手伝いできる仕事です。改善を進めて満足度を高めて取り組んでいきます。