豊岡市商工会青年部さんの研修事業にて「決算書の見方・読み方・活かし方」の講師を務めてまいりました

12507516_912172022231513_5214828233733898434_n1月22日の金曜日、豊岡市商工会青年部さんの研修事業にて「決算書の見方・読み方・活かし方」の講師を務めてきました。

この研修事業は2回シリーズで1回目は11月に実施しました。2カ月ほど経過していますので復習しながら決算書の活用方法について語ってきました。

青年部さん向けの研修ですからキーワードは「次世代を担う」です。これからの世の中、この地域をどうしていくのか。そして自社をどうしていくのか。そのために自分はどうあるべきか。そうしたことを踏まえながら決算書の話をします。

12417804_912172035564845_4822632984602630729_n皆さんに「何故利益が必要なのか?」「会社を維持するとはどういうことなのか?」 といった質問を投げかけました。残念ながら決算書にはおもしろいことは書いていない。しかし夢・ビジョンの実現のためにはその目標と現状のギャップを知らなければなりません。だから決算書を読めなければなりません。

もちろん、決算書を読むといっても細かな知識は必要ありません。経営者が意思決定に必要な情報を、決定できるぐらいの精度で、そのかわりスピードを重視して決算書(あるいは試算表)を見る必要があります。

財務指標についても解説しました。「どうしてこの順に財務指標が並んでいるのか。どういった順番で見ていけばいいのか。」など、特に注意したのは動機づけです。できれば見たくない決算書。でも動機づけをしっかりしておけば研修が終わったあとも自社にもどって見てくれると期待しているからです。

とっても熱く、そしてわかりやすさに注力しながら2時間の研修はあっというまに終了。そのあとは懇親会にもお邪魔して、皆さんの話や相談など色々と交流することができました。

豊岡はとっても元気な街だと思っています。商工会の職員さんと企業経営者がお互いの信頼関係のもと地域をよくしようと一つになって色々と仕掛けています。その一助となれるのが本当にうれしいです!