「情報化施工推進会議」が設置されます

 国土交通省の発表で、施工の品質向上、生産性向上などを図るためのICT活用について検討する推進会議が設立され、近々第1回会議が行われるとのことです。一昔前までは受注生産で生産現場が都度変わるため現場の情報化が難しいとされてきた建設業界ですが、昨今の無線通信技術やブロードバンドの普及、端末の高機能化・小型化によりそうしたハンデもあまり気にならなくなってきました。
 情報技術の活用は企業内に留まらず、重下請構造が特徴的な建設業界においては他業種がSCMなどで行ってきた企業間の情報共有・活用がポイントになってきます。国交省が以前発表したイノベーション推進大綱にもそうした記述がみられます。
 今後の会議の内容に注目したいと考えています。