『建設人ハンドブック 2008年度版 』

 引き続き書籍の紹介をします。『建設人ハンドブック 2008年度版 (2008)』です。この本は実は毎年購入して読んでいます。建築・土木業界の時事を解説しているため業界全体の動向を捉えるのにちょうど良いからです。開業以来購入し続けて今年で4冊目となりました。
 今年のハンドブックはやはりコンプライアンスやCSRについての記事が中心です。耐震偽装や建材についての偽装など、さらには後を絶たない談合・汚職など。また公共工事の減少と一般競争入札の拡充にともなうダンピングの問題など・・・問題の多い業界ですがそれに対する行政の動きや建設会社があるべき姿などさまざまな方面に渡って言及しています。業界内外を問わず一読いただきたい書物です。