『建設業しんこう』を読んでいましたら、建設業振興基金が8月1日より技術マッチングを開始したとの記事を見つけました。
※リンク先には今日現在8月号までしか掲載がありません
これは特許技術、工法、建設資機材等の情報登録者と利用者をつなげようとするものです。利用料は無料です。
まだ始まって間もないということか登録技術は全部で30件弱です。
こうしたマッチングサイト。実際はなかなか難しいのです。それは構成が『登録者、利用者が積極的に参加する』ことを前提に作られているからです。登録者は売り手ですからまだいいのですが、買い手側の積極性を保つためには仕組みが必要です。
例えば、マッチング事例の掲載、利用促進のための特典付与、新たに技術登録があったときのメールマガジン等でのお知らせ機能などです。
新技術情報を提供するものとしてはすでに「NETIS」があります。知名度が高く業界内でもNETISのことを知っている人もある程度います。
同じ国交省管轄の事業。どう差別化するのか、どう活性化するのか、今後が楽しみです。