公共工事の入札案件で条件に合致するか判断するシステム

入札マネジメントシステムというシステムがあります。ITを使って工事ごとに入札条件に合致するか判断したり、複数の工事から条件に合致するものを抽出するような機能がついています。

支援先の企業でも利用している方がおられますが、よく見かけるのは「BeingBid」です。BEING社は建設業の積算や予算管理など様々なシステムを手掛けていますがそのうちの1つです。工事実績を管理するコリンズのデータの取り込みも可能になっていてなかなか便利です。

公共工事の数・規模ともに縮小するなかで応札できる工事を効率的に選定することは重要な業務です。技術者が固定される公共工事においてはどの工事にどの技術者を配置するかによりその後の応札への参加可否に影響するため慎重な判断を要します。

こうしたシステムを使うのはある程度大きな規模の建設会社になりますが、技術者を有効に配置し収益につなげるためにシステムを活用するかどうかは別にして考え方だけでも受注戦略に取り込んでおきたいものです。