前原国土交通大臣が経営事項審査(経審)の改正に言及

前原国土交通大臣が経営事項審査(経審)の改正に言及し、国交省のHPにその内容が掲載されています。

経営事項審査の改正についての記述は以下の通り。

  1. 一括下請負による完成工事高の嵩上げなど現場レベルでの不正を排除するため、立入検査など現場での監督を強化
  2. 利益の水増しなど実態のない虚偽申請を排除するため、虚偽申請の疑いのある企業の抽出を強化するとともに、重点審査を実施
  3. 技術者数評価のあり方、再生企業の取扱い、社会性評価項目(W点)のあり方などの審査基準について、中央建設業審議会における検討を踏まえて見直し

ペーパーカンパニーでも高得点が取れる現状を改善することが目的。評点計算の仕組みについては3の項目だけが関わってきそうです。

私のところでは、経営事項審査の仕組みが変わるたびにセミナー等の講演依頼が増える傾向にあります。いつでも出動できるよう情報収集を継続いたします。また詳しい内容がわかり次第お知らせします。