受講者アンケートをもとに創業について考えてみる

先日、こちらのブログで創業準備セミナーのことを記載させていただきました。
今日は受講者アンケートを見せていただいたので、そのなかから印象に残ったものをピックアップして、創業について考えてみたいと思います。
実はこの創業準備セミナー、テキストは市販の創業関連書籍と同じように知識・手続きなど結構細かく記載されています。読めばわかることに関しては口頭ですべて解説する必要はありません。要所要所をおさえてわかりあやすく解説します。それよりも創業に関する想いや心構えなど文字では伝えにくい部分には多くの時間を割いています。また直感に問いかけるとすぐにわかる事柄についても例え話を混ぜながら解説もします。
「日々の暮らしにも大切な事」と書いていただいてとてもうれしく感じています。それは「創業は創業者の生き様そのもの」だからです。「創業して夢を実現する」とよく聞きますが、何も創業しなくては夢が実現しないわけではありません。「創業」は手段の1つにしか過ぎないと考えれば、その1つ上の階層では「自分らしく生きるために何をするべきか」という問いかけに到達します。「自分らしく」は「生き様」です。
だから、このセミナーでは何度も「創業者は元気と笑顔で負けるな。そして知恵を絞れ」と伝えました。相手を喜ばせてこその商売、相手を喜ばせてこその自分の存在意義であります。
そういったことを語るとどうしても熱く熱く、どんどん熱くなっていきます。その熱意が伝わったこの感想もとてもうれしかったものの1つです。私は皆が夢を実現するための応援団でしかありません。応援団は自らプレーすることはありません。応援団にできること。応援団にしかできないこと。ハッパをかけることもその1つ。プレーヤーが応援団に負けていてはダメです。皆の熱意に負けないように熱く語ります。その熱意にこたえて皆がもっと熱くなってくれれば大成功!なんです。
他にもたくさん元気になる感想をいただきました。お褒めいただいたり、苦言をいただいたり。お褒めいただいたものは素直に喜びます。苦言をいただいたものに対しては自分に伸びしろがまだあるのだと前向きにとらえます。どちらにしろまた自分が元気になります。その元気をどんどん広げていきたいと思います!!