土木設計技士という資格が2009年度からスタート

土木設計技師という建築士の土木版ともいうべき資格制度が2009年度からスタートする。

試験を行うのは建設産業共同教育訓練協議会。2009年度から試験が行われる。

資格保持者の活用を考えると土木設計という特性から公共工事の発注元が建設コンサルタントに設計を依頼する際に有資格者を優遇するといったことが考えられる。もちろん、単なる有資格者というだけでは設計の品質を担保することはできないが受験には実務経験が必要であるためペーパーホルダーは少なくとも防げそうである。

ただし、最近話題になった施工管理技士の替え玉受験のように資格を持つことが目的となって意は意味が無い。その資格を活用して付加価値の高いインフラ整備が行われてこそ、資格の存在意義があると思う。