大阪・阪南市のし尿処理施設談合

また建設業界の談合に関する大きな事件が発覚した。
私は3年ほど前まで阪南市に在住していたこともあり、問題となっているし尿処理施設の建設にあたっては市民の反対運動もあったりして記憶に残っている。今回の談合事件のニュースを聞いて「あの施設のことか・・・」と思い出すことができた。
公共工事は品確法も施行され発注者側は価格だけでなく総合評価にて調達先を決めなければならないようになっている。その普及にはまだまだ時間がかかると思われるが、他にも考えなければならないことも多い。この入札では、同市に事前に談合情報が寄せられ、情報どおりに荏原が落札したため、いったん契約を保留。同市が聞き取り調査を行ったが、談合の事実が確認できなかったとして同社と契約していた。