大阪府立たまがわ高等支援学校の事業者向け説明会に参加してきました

大阪府立たまがわ高等支援学校の事業者向け説明会に参加してきました。

昨年から障がい者の就労体験や雇用に関心をもって少しずつですが勉強しています。就労体験の受け入れについて大阪府中小企業家同友会の障がい者部会を通して検討したいとの意思を伝えたところ、事業者向け説明会のお誘いを受けました。

この学校は自立、創造、健康の校訓のもと「心豊かな人間の育成を図り、就労を通じた潤いのある社会的自立をめざす生徒を育成する」という教育目標を立てて運営されています。

福祉・園芸科、ものづくり科、流通サービス科にわかれて就労に必要な様々なことを学ばれています。

福祉・園芸科では介護関係の授業や園芸活動を見学しました。温室でできたミニトマトはかなりおいしかったです。教育指導も想像以上に厳しく行われており、緊張感を維持することや厳しい指導を受けることについての耐性を鍛えることなど意識的に行われているとの先生の話に聞き入ってしまいました。

ものづくり科では食品製造実習や木金加工実習を見学しました。メロンパンを製造しているところで、これもとてもおいしかったです。(食べてばっかり・・・)木工では不器用な私なんかとてもできない細かな作業や、細かなディテールにまでこだわったものづくりに取り組む姿が印象的でした。

流通サービス科ではバックヤード実習室で50人分の定食調理やオフィスサービス分野、ベッドメイキングなどを見学しました。(定食は生姜焼き定食。実習室はいいにおいにつつまれていました・・・)オフィスサービス分野ではワープロソフトを使った文書作成をされていたのですが、みなさんタイピングが速い!!

全体を通しては皆さんさわやかな挨拶をいただいて、とても気持ちよく見学させていただきました。真面目に授業を受ける姿と休み時間に高校生らしく元気にはしゃぐ姿の両方を見て、「きてよかった」と心底思いました。

とても勉強になったと同時に大きな可能性を感じた見学会でした。