展開図と断面図、福祉住環境コーディネーターのセミナー

もう先週のことですが、土曜日に再び福祉住環境コーディネーターのセミナーを受講して参りました。今度は展開図と断面図の書き方です。

ちなみにセミナー講師はNPO法人ユニバーサルデザイン推進協会の方で私もNPOの情報会員としてお世話になっています。

現地調査で書いたメモ・スケッチをもとに図面を起こす。1ヶ月ほど前に書いた平面図の続きとなります。

現地調査と図面の作製。これは住宅を手掛ける工務店や設計事務所だとすぐにできそうな話。もちろん熟練するまでに時間はかかるだろうけれども。

そもそもこうしたセミナーを受講しているのは住宅建築系の工務店等がリフォーム業、特に福祉住環境リフォームに参入したいという相談をよく受けるから実務側の実態をつかみたいがためです。現地調査と図面作成はなんとかなりそう。やはりポイントはそれ以外にあると確信し始めている。

それは居住者のニーズを満たすこと。新築の場合は購入者・施主の要望を0から実現すればいいのだがリフォームの場合は現状を踏まえたうえで要望にこたえていかなければならない。特に福祉住環境リフォームの場合は居住者が生活するうえで特に不便に感じている部分があり、それを解決する策も一般論ではなく居住者の生活環境・身体能力等を踏まえなければならない。これはやはり実務・実習でしか得られないノウハウだと思う。(経営相談を受けるうえでのノウハウがセミナーでは得られにくいのと同じ)

実態を知るためにはもう少し踏み込む必要がありそうだ。