慈照寺(銀閣寺)

20060417011 これは一月ほど前に京都を訪問した際に撮影した慈照寺、通称銀閣寺。慈照寺を見たのはこれが初めてではないが、建築のことが気になりだしてから見たのは初めて。いつも何気なく眺めるだけだった慈照寺がいつもと違う印象を与えた。足利義政が、文明14年(1482)に造営したもので書院造の先駆けである。一層が心空殿と呼ばれ書院風となっており、二層は潮音閣といい花頭窓(かとうまど)と呼ばれる鎌倉時代にはじまった禅宗様の窓を見ることができる。
決して豪華とはいえない造りではあるが、京都の代表するこの風景、私はとても気に入っている。