気が付く心と気が付く仕組み

鍵山秀三郎氏の『掃除道』などの著書を拝読して、掃除をすることで「気が付ける人」になるとありました。それ以来、毎日ではありませんが事務所、トイレや家のお風呂など少し頻度をあげて掃除をするようにしています。いままで気づきもしなかったところが汚れています。そしてその汚れは手元にある掃除道具では掃除できない。工夫するか道具を調達するか。そして掃除がいきとどききれいになる。この汚れの気づき。ささいなことですが、磨くことで仕事に必ず役に立つと思っています。

Phm01_0089 先日、家の整理をしていましたら、スケジュールを記入する小型ホワイトボードが出てきました。これは事務所で使おうと今月9月から外出予定だけ書きこみました。予定は手帳を見れば全部書いてあります。ホワイトボードに書いても予定を共有すべき人がうちにはいないため二度手間、ムダのように思いますが、目に触れる頻度をあげることで気づくことが多くなりました。例えば、今度の水曜日の出張。1つまだ確認できていないことがあり、出張先に問い合わせのメールを先ほど出しました。今までの私でしたら前日まで気が付かなかったでしょう。

「気を付けよう」は誰しもが思うこと。しかし思うだけで改善はされません。その「気が付くようにする」が『掃除道』であり、自分は変わらなくても気が付く仕組みにしてしまうのが『ホワイトボード』です。両方からのアプローチが大切だと気が付いた一日でした。