研修3連ちゃん

 中小企業大学校東京校主催の「経営計画策定支援研修」を受講してきました。一昨日、昨日に続いて研修の3日目。重なったとはいえ、自分への投資。きちんと業務レベルアップに活かしていかなければなりません。
 経営計画には利益計画と資金計画が重要です。利益計画は損益分岐点分析が重要になってきます。ここで参考になったのは変動費、固定費の考え方。財務系システムを導入していれば変動費、固定費の切り分けは比較的容易ですが、システム化されていない個人事業主(ひとり親方)や家族経営の小さな企業の場合はそうもいきません。結局、毎月固定でかかる経費を固定費として、粗利率との計算で算出します。使う公式は同じでも考え方がクライアント指向でわかりやすい。これが「使える」ということなのだと感じました。
 利益計画には損益分岐点売上高に確保したい利益、借入金の返済に充てる金額などを加味して利益計画と資金計画がリンクしていきます。資金計画、「働いても働いても銭が残らない・・・」そう考えている経営者は多いはずです。この仕組みは簡単。掛けでもいいから「売って売って売りまくれ」これが問題なんです。売上高が高く、将来の資金が見込める売掛金が多い。決算書上はとても優秀なのですが、資金(キャッシュフロー)ではむしろ落第点となるわけです。これを経営者が理解していないとさっきのセリフみたいになるのですね・・・
 ちょっと研修続きで夜の飛行機では頭痛がしてました。知恵熱でも出たのかもしれません。しかし忘れないうちに知識を自分のものにしなくては・・・