社会インフラの維持管理にはソフトウェア的なアプローチも必要

日本も成熟社会を向かえ、建設投資の25%以上は維持修繕に向けられています。

修繕時期を向かえた社会インフラは膨大です。早急な対策が必要ですが、まずはその膨大な量の情報を整理することが先決です。住宅においても長期優良住宅には住宅履歴書(いえかるて)の整備が進んでいます。

そんななか、日本公園緑地協会が公園管理システムサイト「POSAシステム」を開設しました。(日本公園緑地協会の英語表記頭文字がPOSAです。命名にはほとんど力を入れなかったのでしょうか・・・)

維持管理情報や運営管理情報などの蓄積・閲覧・共有が可能とのこと。管理者だけでなく利用者に対しても閲覧や検索ができるとさらに面白いですね。また設備の維持・補修においては施工会社を同システム内でデータベース化することで優れた施工会社や技術のノウハウが蓄積でき効果が得られそうです。