若手経営者の皆さんに「つなぐ力」について講演してきました

8月28日は橿原青年会議所様主催で若手経営者向けに「つなぐ力」について講演させていただきました。
※写真は橿原青年会議所様のホームページに掲載されているものです。
このホームページには以下のように報告がされていました。
<以下抜粋>
■8月委員会事業 事業報告について
8月28日(木)、橿原ロイヤルホテルにて、
経営開発委員会の委員会事業「企業を創る3つの力③ つなぐ力」
が開催されました。
本年度、三部構成で行われてきた経営開発委員会の最後の事業。
今回は安田コンサルティングの安田勝也氏を講師にむかえ、企業を永続的に繁栄させるためにはどうしていかなければならないか、経営に必要な10のポイントから企業を考え、決算書の読み解き方を教わり、目標を定めて明確な将来像を描くための財務管理力を学びました。
その後、業種別に分かれてのディスカッションを行いました。
自分たちの業界を取り巻く外部環境などについて意見を出し合い、そこからの問題提議と解決策などを話し合いました。
その後、それぞれのグループのディスカッション発表を行い、安田先生よりアドバイスをいただきました。
今まで気づかなかった部分、再認識した部分など多々あり、それぞれが自社の経営に活かせるものを得ることができたと思います。
安田先生、ありがとうございました。
<抜粋終わり>
若手経営者の多くは創業者と後継者。特に後継者が経営者から求められる「つなぐ力」について話をしました。つなぐといってもコピーではダメです。自らが経営する中で幸せであるためには先代と同じ経営をしていてはダメで、守るべきものを守りながら自分らしさを出していく必要があります。そういった意味で一番「つなぐ」必要があるのは「自分は経営者として幸せである」というバトンだと思います。それは社員とともに生きること。顧客に必要とされ感謝されること。地域にとって必要とされること。この3つに尽きると思います。
こうした話をしつつも、実はテーマの中心は「決算書の読み方」です。非常にタイトな時間割でしたが無理やり詰め込んでお伝えすべきことを語りつくしました。
後半はテーブルディスカッションとその報告です。私の役割はその報告に対して助言・アドバイスをすること。どのような報告がされるのか全く予想がつかない中、すべてのグループに対して私なりの言葉を贈ることができました。スリル感抜群の後半戦で汗びっしょりでした(^^)
若手経営者と話すのは本当に楽しいです。「次世代を担う」とは我々の次の世代、すなわち自分たちの子供世代によりよい社会を「つなぐ」ことにあると思います。「担う」とは主役になるということですが、その思いは次の世代の主役たちに向けられなければなりません。