複数の作業を進める際の注意点

本日も経営支援のため企業を訪問してきました。

Phm09_0950 新規事業開発をプロジェクトチームで進めていってます。作業工程の確認では個々の問題よりも全体の組み立てのなかで進捗を確認します。

今日は打ち合わせの中で「○○が終了後に行います。」という言葉がいくつか。この「○○」は前工程を表しているのですが、複数人がその「○○」が終了するのを待っている状態。すなわちボトルネックになっていることにみんなが気が付いていませんでした。

そこで以下の点を確認。

  1. 「○○」はいつ終了するのか具体的な日程を確認する
  2. 「○○」の途中段階で次工程にいけないか確認する
  3. 上記が「Yes」の場合は「○○」工程を細分し、細分化された各工程の日程を確認し、次工程の開始日に反映する

期限が確定している工程の中で、クリティカルパスに余裕がないことも判明しました。クリティカルパスを遅らせないように、人、設備、資金といった面で不足・負担の偏りが無いように新たなチェックが必要です。

チームの中に工程管理の担当がいればいいのですが、少人数で各自担当作業があるとどうしても自分の作業に没頭しがちです。こうしたときは私が工程管理も担当します。

ゴールは間近。ラストスパートで乗り切ってほしいものです。