電子入札においてJavaの起動が遅いときに、一度お試し下さい

公共工事等の電子入札に参加するにはパソコン、ICカードなどを準備して予め必要な設定をすませておく必要があります。概ね以下の2ステップにわかれます。

  1. ICカードを入手したところから提供されるソフトウェア等のインストール
  2. 各自治体等で個別に指定されたブラウザ等の設定

1の作業の中にJavaセキュリティポリシー設定というものがあります。これは各自治体の電子入札に参加するために個別に設定が必要なのですが、殆どの自治体の設定項目が自動で設定されるような「自動設定」機能も設けられています。

Image_2 この画面のように名称と対応するURLを入れるだけなのですが、すべての自治体ごとに入れるのは大変なため、自動設定が用意されているわけです。

ただ、自動設定で設定される件数は非常に多く、この設定件数の多さが電子入札サイトのJavaの起動の遅さに影響していることがわかりました。

これまで自動設定で済ませていたのですが、電子入札サイトに入ってからJavaが起動するまで5分。遅いときには10分以上かかるときがありました。何か対策をと自治体のコールセンターに問い合わせても解決しません。

そこで最低限の設定だけを行おうと自動設定もやめて入札参加したい県だけを登録しました。そしたらJavaの起動が1分とかからず、驚くような改善がありました。

Javaの起動が遅い理由は色々とあるようですが、是非一度お試し下さい。