3日間の「決算書の読み方講座」で講師を務めてまいりました!

みなさん、こんにちは。(株)パールの安田です。

本日は、9月28日~30日の3日間にわたって行われました「決算書の読み方講座」のことをお伝えいたします。

こちらの講座、7月にも開催されたのですが、新型コロナウイルスの影響のなか、教室内の定員を半分にしたためキャンセル待ちの状態となったため追加開催されたものです。

研修の内容は以下の通りです。

(1) 研修の狙い
経営活動の成果を表した決算書を的確に読み解くことは、財務面から企業経営・業務を行っていく上で、非常に重要です。
本研修では、決算書の仕組みや用語の意味、数字の流れなどを理解した上で、決算書から経営体質や今後の課題などを読み取るポイントについて、モデル決算書を交えて具体的に学びます。

(2) 構成
a 決算書と財務の基礎
決算書を読む上で必ず理解しておきたい事項について学びます。
1) 企業会計原則
2) 決算書で使われる用語の意味
3) 決算書ができるまでの流れ
4) 簿記の仕組みと構造
5) 損益計算書と貸借対照表を読む
b 事例で味わう決算書の面白さ
各勘定科目の意味や企業活動の背景について具体的な事例を交えて学びながら、モデル決算書を読み解いていきます。
1) 決算書から読み取れる企業の戦略や背景の違い
2) 中小企業と大企業の決算書の違い
3) 利益と資金繰りの違い
4) キャッシュ・フロー計算書を読む
c 決算書から読む企業活動のヒント(演習)
モデル決算書を題材に、実際の企業活動との連動をイメージしながら、業種や戦略による財務体質の違いや今後の課題、事業展開に関する意思決定の手がかりについて、ディスカッションを交えて学びます。
1) 企業体質と採算の考え方
2) 収益力の検証と改善のヒント
3) 資金繰りの検証と改善のヒント

主催者さまからは以下のようなコメントをメールでいただきました。

昨日までの3日間、ご講義いただき、誠にありがとうございました。
(中略)

受講者の皆様から、理解できた・役に立つという、高評価を頂戴しております。
中には、他の社員にも受講させたいとか、個別指導があると良かった、
コロナ禍で学びの機会を与えてくれて良かった、という感想も頂戴しました。

まだ次年度の研修予定は決まっておりませんが、決算書の読み方講座を実施する際には、改めてご依頼させていただきたいと思いますので、ご協力を賜りますと幸甚です。

皆さんに喜んでいただきましてとてもうれしいです!
充実した3日間でした!!

決算書の読み方や財務分析に関する講座は株式会社パールの人気研修となっております。時間や日程、スケジュールなど柔軟に対応いたしますのでお気軽にお問い合わせください。