大晦日

 大晦日。一年の締めくくりとして必ず恒例なのが紅白歌合戦を最初から最後まで必ず見ること。格闘技にも少し興味があるが、これだけは譲れないのだ。何故かというと、家族揃ってコタツに入って歌番組を見てご飯を食べて酒を飲んでのんびりしているのが至福の幸せだからである。これができるできないで今年一年が成功だったかが問われるといっても過言ではないのだ。(少し大げさですが・・・・)
 おせち料理を作る我が家の料理長のサポートをするため、(おせち料理の完成が紅白歌合戦開始に間に合わせなければいけない・・・)今日のブログはかなり短めで・・・

ユニットバス

今日は事務所(兼自宅)の大掃除。
毎年、風呂掃除は私の重大な役割。これが終わらないと年は越せないのだ。
賃貸マンションなのでユニットバスなのだが、掃除をしていて気になったので調べてみた。ユニットバスのリフォームについてである。
Googleでユニットバスで調べてみたら結果はこうだった。
調べていて最初に疑問だったのが、集合住宅用の浴槽や洗い場などすべてが1つの”箱”として完備されているものと戸建住宅向けに一部だけがセットになっているものの違い。ユニットバスルーム(松下電器、INAX)というものがある。システムバス(ノーリツ)というものがある。結局メーカによって呼び方が異なるようであまりよくわからなかった。あきらめかけていたところで発見したのがYahoo!の不動産用語集。天井から何まで含めたものがユニットバス。浴槽などの一部だけのものをハーフユニットというらしい。
浴室リフォームをする場合、現在の浴室の大きさ、位置を変更しないとしても、養生から始まり、古い浴槽などの撤去、新しい浴槽の据付、入り口部分の壁取り付けなどが必要であり、工事費が必要となってくる。価格例を明細とともに表示している施工会社のホームページがあった。
はやく窓付きのお風呂が持てるようになりたいなぁと思いつつ・・・

黒門市場への買い物

 今日は年末年始に必要なものの買出しに黒門市場へ出かけた。実はこの時期にここを訪れるのは初めて。いつも近くのスーパーなどで済ませていた。
 ものすごい人出である。ふと思い出したのが横浜在住時代に訪れたアメ横。黒門市場の混雑振りはアメ横のそれには及ばないが当時のことを思い出すには十分だった。
 あの頃は現在の自分の在り方について想像もできなかったであろうが、現在確かにこうなった自分がいる。計画性が無いと反省するべきところもあるが、自分の判断で決めたことだから前に進むしかない。
 と少し回想シーンがあったりもしたが、フグ、カニの豪華食材を中心におせち料理の材料などもところ狭しと並んでいる。アメ横でびっくりした大きな酢だこはここには無い。でも10万以上もする巨大トラフグには少なからずびっくりした。
 威勢のいい市場で目的の買い物を終えると、少し元気になった自分に気が付いた。昨日仕事納めであったが、ここはまだかきいれどきの真っ只中。一生懸命働く人に少しパワーを頂いたようだった。

仕事納め

 今日は安田コンサルティングの仕事納めの日。
 といっても東京に出張で、基幹システムの導入支援を行った。最後の最後まで仕事ができて本当に良かった。
 今年を総括すると、7月1日に開業して半年が経とうとしている。あっという間に過ぎ去った半年であったが、過去に例を見ないほど、多くの方々と出会い、そして多くのご支援をいただいた時期だった。
 そして何より個人として誠実に立ち向かった半年だった。事業主として権限と責任を手に入れた。顧客や協力会社の権限・責任と自分のそれをどうリンクさせ良いモノを作っていくかにこだわりたかった。そのためには誠実さが必要だ。このこだわりはまだ満足のいくものではないが、毎年1歩1歩進めていきたい。
 7月1日にたてた目標については達成率は50%を満たない。それは受注売上関連のものもあり、自分を磨く目標についてもそうだった。目標必達のために手段をどうするかこの年末年始に考えたいと思う。

世界1のエレベータ試験棟

日経産業新聞から
三菱電機が高さ173mで世界1のエレベータ試験棟の建設を開始した。

世界各地で超高速ビルが誕生しているので、ビル内の重要な輸送手段であるエレベータについても高速化が要求されている。分速1,200mの超高速エレベータの技術開発のためにこの高さが必要とのこと。
技術開発を行い試作品の試験を行うためには実際に消費される条件に近い試験環境を構築する必要がある。エレベータについても例外ではなかった。試験棟なるものを建てているとはまったく知らず。発表記事にある写真(実際にはCG)はある種異様なものを感じてしまうのだが、こういった表に出ない(知らなかったのは私だけ??)技術開発のトピックは個人的には大好きだ。2007年5月の完成が待ち遠しい。

技術・技能伝承

22日に「部下の教育」について記載したが、今日の日経産業新聞に関連記事が掲載されていた。
従業員1千人未満の製造業において2004年12月に日本能力教会が調査した結果によると、技術・技能伝承が不十分な理由として以下の6項目があげられている。(番号は率の多い順)
1.技術・技能を教える人材・環境整備ができていない
2.習熟が必要なので時間を要する
3.技術・技能の内容の伝達が難しい
4.マニュアルでは技術・技能が伝わらない
5.技術・技能の伝承が人事制度とリンクしていない
6.伝承を受ける対象者が不足している
これらをみると属人的なノウハウの継承がいかに困難かが窺える。しかし、2007年問題まであと1年余り。できない理由ばかりを並べても仕方がない。しかも時間を要するのであればなおさらである。今はどうしても対応できないのであれば退職予定者を再雇用して教育専任とすることもできる。しかしそれには退職予定者の同意が必要であり、今の段階から合意を得ている必要もある。
属人的なノウハウはマニュアル化できない。グループウェアなどのIT技術を用いたとしても困難極まりない。実践あるのみなのだ。残された時間はもう無い・・・

丸投げ

 偽装問題で大手建設会社の関与が話題になっている。鹿島などの大手建設会社が元請となり、木村建設へ丸投げしていたという。鹿島がいうには「建築主の不動産業者から『欠陥があった場合の責任は木村に負わせる。ポイントで監理をしてくれればいいから元請けになってほしい』と頼まれ、建設費の数%を受け取る契約で応じた」ということらしい。
 なぜそんな面倒なことを受けるメリットがあるのか。
 ■建築主、不動産会社:大手企業が施工しているとアピールできる。
 ■大手建設会社:監理料収入があることと、工事実績をあげることができる。
 ■下請け会社:大手建設会社から大型物件を請け負うことができる。
 これらの関係に消費者のメリットは全くない。すなわち各社が得られているメリットに対するデメリットはすべて消費者に向けられているのである。
 業界特有の下請構造の中、大手建設会社すべてが自身で施工することは不可能である。下請けは仕方がないとしても消費者にとって有益化どうかを常に意識しなければならない。

クリスマス・イブ

 クリスマスイブだ。今日は注文していたケーキを受け取りに難波まででかけた。
 仕事以外で難波にでるのは久しぶりで少し気持ちが踊った。
 高島屋前の丸井デパートの現場は外壁がほとんどできあがってしまい、以前のように進捗が目に見えてはわからないようになってしまった。来年秋のオープンが楽しみだ。
 ケーキを受け取る前に壊れてしまったメガネの修理。無印良品にて。
 できあがるまで20分かかるということなので、地下2階の喫茶コーナにてコーヒーでも飲みながら時間をつぶすことにする。日が日なのでカップルが多く皆幸せそうである。この手の空き時間はいつも読書できるようにポケットに何か本を入れているのだが、通り行く人をずっと眺めていた。人それぞれ日々の色々な出来事が組み合わさって今日、この場を訪れ、私みたいな怪しいおっさんにウォッチングされている。本当に皆幸せそうである。そう感じられたこの数十分がとても貴重だった。それがゆえに早く家に帰ろうと感じられた。

願泉寺

私の住む大阪府貝塚市には願泉寺というお寺があります。
このお寺、平成16年から大改修しています。そのため現在はお寺全体が仮設覆屋で覆われていて内部を窺うことができません。そのため今年越してきた私はその姿を一度も見たことがありません。写真は貝塚市のホームページから見ることができるのですが・・・
改修工事の内容については随時ホームページから参照することができます。現在は屋根を解体しているようで野地板を剥がしているようです。
社寺専門の工務店や大工さんの世界もとても興味があるところです。現場の様子は社寺専門の施工会社のホームページで紹介されていることもあります。
田中社寺株式会社・・・施工ドキュメント
Yahoo!にも社寺建設のカテゴリがあります。

部下の教育

 組織が大きくなってくると階層が深くなり経営者の「思い」が全社員まで行き渡らなくなる。この現象が長引くと組織力が発揮できなくなるのだが、それを阻止するにはどうするべきだろうか。
 最近愛読している書物『元祖ベンチャー松下幸之助に学ぶ「思い」の技術』にそのヒントがあった。ポイントは部下に任せる際の上司の「思い」にある。勿論、部下を育てるために権限・責任を与え仕事を任せることは重要であるが、その際に上司自身がどう思っているかである。「いつでも率先垂範して自分でやってやる」という思い・気迫が大切なのである。その思いをきちんと伝えることによりまかせられた方は「自分はまかせられている。自分は会社を代表してこの任務を遂行している。」という意識が芽生える。これがなければ単に上司が忙しい・面倒くさいなどの消極的な理由で「やらされている」感が払拭できない。
 建築現場で親方が若手に何か仕事をまかせる局面を考えて欲しい。親方は若手の仕事振りをすぐ横で見ながら必要な箇所を随時指導する。「そうじゃない!ばかやろー!」今にでも道具を取り上げられ自分が任せられた仕事が取られそうである。親方は横でじっと見ているので当然原価はかかる。教育しているのだから当然である。ここが認識できていないと単なる丸投げであり品質も低下する。コストは削減できるかもしれないが、品質の低下を伴うコスト削減は「コストダウン」とは言わない。
 今一度、自分の部下指導法を思い起こして参考にしてほしい。