母校、解体される

出身の尼崎市立杭瀬小学校が隣の小学校と合併された。名前は杭瀬小学校のままだが、場所は合併先の小学校へ移った。そのため通っていた校舎などはすでに解体作業が進んでいる。合併のことを知ったのはmixiのコミュニティで。丁度今日近くを通ることがあったので現場を見にいったら学び舎は体育館を残し跡形もなくなっていた。少し衝撃的であったが少子化の時代の流れに逆らえなく止むを得ないとあきらめた。実は校舎には卒業の際に皆で作成した記念作品があるのだが、恐らく解体されたのだろうと思うがそちらの方が寂しく感じられた。
解体工事を受注したのは地元企業の(株)中尾組。最低制限価格による入札なのできっとクジ引きで決めたのであろう。母校の解体業者、落札状況まで調べてしまう今の自分も何だか寂しいものである。

福祉住環境コーディネーターの通信教育

 受験準備に活用したユーキャンの通信教育も修了した。試験間際までかかったが課題をすべて提出し修了条件も何とか満たすことができた。
 今回は厚生労働省の教育訓練給付制度を活用した。現在は個人事業主で雇用保険対象者ではないが、退職後1年以内に受講を開始したため対象となる。給付を受ける修了後の手続きが必要となる。修了証明書の発行依頼をユーキャンに行った。注意が必要なのは証明書発行後から1ヶ月以内に申請しなければ無効になってしまう点である。
 本制度は利用後さらに3年経過すれば再利用が可能であるが、受給資格はすでに失っているので再就職しないと利用できないのは少し寂しい気もする。

福祉住環境コーディネーター自己採点

 26日に受験した福祉住環境コーディネーター試験の解答速報から自己採点をした。結果は3級、2級とも一応合格ラインギリギリで解答速報にもし誤りがあれば不合格になる可能性もある。
 あとは結果を待つだけである。結果はここでも発表する。
 資格学習を通して福祉用具、住環境についての知識は色々と増やすことができたが、運動機能に影響を及ぼす疾病についての知識がまだまだ足りていない状態である。今後は学習のペースを少し落として継続していきたいと思う。

大工育成塾2

 ちょうど先週紹介した記事「大工育成塾」にも記載した支援先を訪問した。応募書類を作成するためである。支援先の棟梁は素晴らしい考えの持ち主である。在来軸組工法の大切さもさることながら、衣食住の住を担う家は人を育てるものと捉え家は買うものではなく建てるものであるとの持論である。すでに2人のご子息は同じ棟梁として工務店を切り盛りしているが、さらにこういった技術・技能を守り伝え発展させていきたいと考えている。
 応募書類の作成にあたっては、誤解を恐れずに言えば多くの棟梁は書類作成の機会は少なく不得手であることが多い。支援先についても例外ではなかった。そこでヒアリング形式にし、考え方や応募動機などは文章案を提示し、最終的には棟梁の納得のいく内容に作り上げていった。時間の要する作業であったが、話の中で色々と学ばせていただいた。
 是非審査をパスし、大工を夢見る若者とこの棟梁が出会う瞬間を見てみたいものである。

福祉住環境コーディネーター、受験報告

 今日福祉住環境コーディネーターの試験を受けてきた。あいにくの雨である。試験会場は近いので自転車で行くのだが、傘をさしながらなので到着するころにはかなりぬれてしまった。
 前回は3級のみの受験。今回は3級、2級のダブル受験。最初は3級なのだが前回よりかなり受験生が少なかった。手応えは・・・まぁまぁである。
 さらに昼をはさんで2級の受験。受験会場に戻ってみたら3級のときとはうってかわって大勢の人が受験しにきていた。建設会社でも3級合格は優遇措置も少なくやはり啓発するのは2級からということであろうか。そして手応えは・・・まぁまぁであった。
 今、偶然にも福祉用具のレンタルを行う会社が顧客にいる。社内で取り交わされる話の一言一言が勉強になっている。合否はまだ不明だが、継続して学習していきたいと考えている。

損益分岐点分析入門

今日はLECでの財務会計の担当講義があった。内容は原価計算と財務分析。財務分析は特殊比率を覚えるのが大変であるが、それ以上に損益分岐点分析を苦手にしている受講生が多い。損益分岐点の意味はわかるものの公式が頭に入ってこないのである。そのため講義ではなるべく理解を促すように工夫している。先週公開した税効果会計同様に説明資料を作ってみたのでここで紹介する。「cvp.pdf」をダウンロード
本当は単純な理屈で、実際には変動費、固定費にどうやって分けるかなど実務的な課題の方が多い。ここで是非理解して欲しいと思う。

後悔しない一戸建ての秘密

 私が平秀信氏の名前を知ったのはその著作『「行列のできるスーパー工務店」の秘密』がきっかけである。ローコスト住宅というアイテムとダイレクトマーケティング法を駆使し自ら経営する(株)エルハウスをスーパー工務店として一躍有名会社の仲間入りさせた。一言に住宅を扱う工務店といってもそのスタイルは様々であり、ローコスト住宅はその一翼であることには違いない。
 4534040180 今回は氏の別著『後悔しない一戸建ての秘密―スーパー工務店社長が明かす』を紹介したい。これは前述の書と違い、工務店向けではなく戸建の建築・購入を考える方々に向けての本となっている。自らが工務店を経営していることもあって業界の裏側や陥りやすい罠なども具体的に記されている。良い工務店とどのようにすればうまく付き合い、満足のいく戸建住宅を手に入れることができるのか。本書はそのヒントとノウハウを提供している。ただ残念なのは過去の著作のように目からウロコが落ちるようなトピックは少ない。同様の書籍が多く出版されるなか、この本に一番興味を持って読むべきなのは著者の経営手法にほれ込んでいる他の工務店経営者ではなかろうか。
 縮小していない図はこちら

明石海峡大橋

Image0009 Image0008  昨日から淡路島に来ている。明石海峡大橋の足元にある道の駅で橋の大きさに圧倒されてきた。吊り橋独特の美しさに日本の土木技術の素晴らしさを想う。
明石海峡大橋に関する写真や技術データなどはここが詳しい。ここでも紹介されているが主塔の先まで上れるツアーがある。以前テレビ番組でも紹介されていた。とても興味があるのだが、今回は時間などの都合で断念した。またの機会にチャレンジしたい。

減価償却計算・・・残存価格が無くなる!?

 政府税制調査会がグループ討議で企業の減価償却制度を見直し、現在取得学の95%としていた償却限度額を100%まで認める方針で一致した。
 先週の中小企業診断士向け講座でも減価償却の計算方法について確認したところであるが、残存価格の設定が必要なくなるかもしれない。
 これにより2007年度、4,000億円~5,000億円の減税規模となるそうである。減価償却は費用を伴わない支出として内部金融効果がある。これにより得られた資金で新たな設備投資の買い替えも可能となる。
 さらに将来的には償却機関の短縮や償却期間を定めた分類の簡素化も考えられているとのことである。
 ※定率法で定める率は残存価格を考慮したものであるが、残存価格を0とした場合は率を求めることができないことになるがどうなるのだろうか・・・

ビジネス実務法務検定

 ある機関からの要請で経営法務に関する深い知識が必要になったので、これにあわせて東京商工会議所が行うビジネス実務法務検定の学習を開始することにした。東京商工会議所が行う検定試験はこの26日に試験がある「福祉住環境コーディネーター」でも関わりがある。
 資格取得は学習する上で必須ではない。とある本で紹介されていたが「資格とは足の裏についた米粒」という例えがあるように「取らないと気になるが、取っても食えない」ものである。
 しかしながら、何か目標がないとなかなか動けないので、とりあえず資格取得を目標にがんばってみたいと思う。