行政書士試験、申し込み完了

 今日、行政書士試験の申し込みをした。結局お手軽なオンライン申し込み
 試験会場は和歌山のJAビル。大阪の会場より近いからだ。
 最近になってようやく行政法の学習に入ることができた。当初の予定からするとかなり遅いのであるがペースも上がってきているので何とか挽回したいと考えている。

独自ドメインとホームページエリアの開設

 今日はホームページを開設したいという企業の支援。
 以前であればドメインの申請やホームページエリアのレンタルなど色々な手続きが必要であったが最近はとてもスピーディに進めることができる。
 今回の支援先もドメインの取得からホームページエリアのレンタルまで約1時間半でできた。co.jpドメインの場合は少なくとも数日かかるがjpドメインであればこの程度の時間でできる。また料金についても両方合わせて年間1万円未満となっているからそのお手軽さといったら数年前とは比較にならない。
 これからホームページを自ら作るための支援を行っていく。9月上旬にはオープンということでかなり急がなければなるまい・・・

財務会計の講義2週目

 先週から始まった中小企業診断士財務会計の講義、今日は2週目で原価管理や財務分析などがテーマ。例年、総合原価計算などの話をしていると受講生の顔色がみるみる暗くなってくる。理解するとそう難しい問題ではないのであるが初めて原価管理に接する人にとっては計算がややこしいこともあって拒絶反応を示してしまう。今年もその回がきたということで説明の方法にはかなり悩んだ。
 悩んだあげくとった方法は「すべてを伝えるのをやめる」である。どのみち限られた講義時間の中で深く掘り下げて講義することなど無理なのだが、さらに論点を絞って解説するように努めた。テーマによってかける講義時間も極端に偏らせた。レジュメも大いに使った。
 次週はキャッシュフロー計算で会計を終え財務(ファイナンス)の話へと突入していく。資本コストやNPV。受講生の顔色がかわるテーマが目白押しである。しばらくは講義方法に頭を悩ませる日々が続きそうである。

見えないソリューション

 IT系企業や建設会社、支援先で一番よくうける相談が「受注拡大」である。これは当然であり結構なのだが、単なる顧客紹介では付け焼刃。支援先の会社が自ら「受注拡大」に向けて歩き出せるようにならなければ支援とはいえない。
 一見全くタイプが異なるITと建設。実は似ている部分も多いにある。それは「ソリューションの提案」が必要であるということ。IT(情報システム)はもちろんであるが建設においても営業段階では目に見えないものを売らなければならない。顧客が買うのは「Javaで作られたシステム」や「外断熱が施された住宅」ではない。会社の利益創出に貢献するシステムや顧客の家族が幸せに暮らすことができる住宅なのである。
 「利益創出」や「幸せ」は企業・人によって内容や方法が異なる。だからヒアリングをして顧客の要望を聞く必要がある。より多くの顧客に間口を広げるために「何でもできます」とついつい言ってしまう。それが命取りである。「何でもできます」で集まってくる顧客の一番の関心ごとは費用である。合見積で価格競争。再三の値引き要請。それで本当に良い仕事ができるだろうか?
 自分が売り込みたいソリューションに狙いを定めるのがよい。そしてそのソリューションはJavaや外断熱という技術ではなく顧客の問題・要望を解決する提案でなくてはならない。
 「自社にそんなソリューションがあるだろうか?」と思う経営者もあると思う。そのほとんどが気が付いていないだけである。少しヒアリングさせていただくだけで顧客に提案できそうなソリューションはいくつも見つかる。見つかったソリューションから実現可能性の高いものからあたればよい。そして結果を分析し改善する。これが私の支援である。
 もし興味があれば連絡してほしい。
 無料で相談できる制度もある。
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安田コンサルティング
 建設業大好きコンサルタント
   代表 安田勝也(中小企業診断士、システムアナリスト)
〒597-0023 大阪府貝塚市福田20-1-206
TEL/FAX 072-437-6266 携帯 090-8466-2358
MAIL yasucon@ea.main.jp 携帯MAIL saury@k.vodafone.ne.jp
URL  http://yasucon.main.jp/
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工事進行基準が標準に

 本日の日経の記事。
 近いうちに工事進行基準が原則適用になりそうだ。国際会計基準に沿う形となる。日本の建設業は長い間工事完成基準を採っていた。そのため決算書も仕掛工事と完成工事の振替タイミングで大きな損益の違いが出ていた。原価管理や会計ソフトもそれに対応したシステムになっていた。
 工事進行基準が適用されれば売上高や売上原価が進捗に合わせて計上されることとなり仕掛分の未成工事支出金や未成工事受入金の計上額は大きく下がることとなるであろう。
 中小企業で問題になるのは会計ソフトの対応問題だけではない。完成基準より進行基準の方が売上・原価に計上されるタイミングが早くなる。原価はどのみち支出を伴うものだからあまり影響はないが、売上の方は竣工払いが多いため実際には請求・入金が済んでいない状態で売上計上しなくてはならないケースが多くなる。すなわち売掛金や完成工事未収入金が多くなるということである。しかし売上高に応じて課税等されるとあっては資金繰りにも少なからず影響があるものと考えられる。今後こうした場合の対応策も考慮されるものと期待しつつ動向を見守りたい。

社長とブレーンストーミング

 今日は支援先企業の社長と今後の経営方針を固めるためのアイデア出しを行った。当初は付箋と白板を使ったブレーンストーミングをやる予定であったが、議論を交わしながら話が進んだので白板にマインドマップを描いての打ち合わせとなった。
 こうしたアイデア出しの会議の場合、できるできないは後回しにして数多くのアイデアを出すほうがいい。そしてそのアイデアに乗っかって別のアイデアを展開するのももっとよい。今回も幾つかのキーワードから多くの展開を得ることができた。次回訪問時にもう少しまとめて具体化・計画化に進んでいきたいと考えている。

久しぶりに長居を訪れた

 今日は仕事で長居方面へ。
 このあたりは出身の大阪市立大学も近く18歳の頃から馴染み深い。その頃からある店舗など懐かしいと感じる一方今は高架となっている阪和線の真新しい駅に戸惑いを感じる。訪問先の企業も学生時代から何度も目の前を通りかかっている場所だ。(その当時、その企業はまだなかった。)
 長居・あびこ界隈は幾度かの節目を体験した貴重な場所である。それがゆえに初心を思い出させてくれる場所でもあった。
 茹だるような暑さではあったが、気持ちを引き締めた直後に通り抜けた風は気持ちがよかった。

古本屋でみつけた数学?C

昨日近くの古本屋にぶらっと入った。本当は泉州地域の歴史本を探していたのだが結局購入したのは数学の参考書であった。数学?Cである。ここでも何度か紹介しているが実は継続的に数学検定を受験している。3級、準2級と順調に合格しているが微積分の知識がほとんど抜けてしまっていることに気が付き、さすがにぶっつけで受験しても合格は難しいと判断した。行政書士の法律的な学習に飽きたらこちらの数学の勉強をしている。文系理系混合型であるがお互い良い気分転換になっているようである。
中身を見てみると、私が高校生だったころ(およそ20年前)と殆ど変わらないものの一部覚えた記憶のない公式があったりと結構楽しんでいる。
11月の試験は2級を受験予定である。何とか合格したいのもだ。

会計システムで守りを固める

毎月実施している泉佐野商工会議所青年部会向けITセミナー。9月と10月は会計システムの導入と効果について話をする予定である。
私の事務所は個人事業なので弥生の青色申告を利用している。簿記に関してはある程度知識があることと会計システムには馴染みが深いこともあって特に導入には何の障害もなかった。セミナーでは同社の弥生会計を使って説明する予定である。
ちなみに会計システムの導入にあたって期待できる効果は以下の2点である。
1.会計処理の効率化
2.意思決定のための資料(試算表等)のスピードアップ
1については例えば現在まで会計事務所等に丸投げしていた場合、わずらわしい作業を自社でやることとなる。ただし、すべてを自社でやる必要は無く必要最小限にとどめ会計事務所の助けを仰げばよい。最近のシステムは簿記の知識がなくても利用できる。そして重要なのは「使えることに満足しない」ことである。過去と比べて効率化できているかがポイント。そのため業務も少し見直す必要があると思う。手書きで毎日帳簿をつけている場合、少なくとも転記作業はなくなるため作業時間は短くて済むはずであるから毎日をやめて2日に一度とか一週間に一度に作業頻度を落とすのである。「毎日、現金と預金勘定は合わせなくてはならない」と簿記担当者はよく言うが本当にそうだといえるだろうか?ちなみに私の事務所では半月に1回である。
2については会計システムが導入されればすぐに効果が発揮される。ただ試算表や分析資料の読み方を経営者が知らなくては意味が無い。売上や原価のことばかりにとらわれないで総括的に判断できるまで知識や分析能力を高める必要がある。
是非導入を検討してみて欲しい。

財務・会計の講義スタート

 中小企業診断士、2008年合格を目指す受講生向けの担当講義がはじまった。今日より8コマ(1コマ3時間)に渡って講義を行っていく。昨年度も同じ講義を担当したが昨年の反省を踏まえて今年もやり方を変えた。昨年は書くことも勉強の1つと捉えレジュメの提出は最小限に抑えた。これは運営側から指示された共通方針ではあったが、やはり講義内容の広さからすると書く時間がモッタイナイのである。書く時間より理解する時間に多くを割きたいと考え一転して今年は毎回レジュメを出すようにした。ただ書くことも勉強の1つであることには違いない。そこで重要なキーワードだけを書き込める型とした。
 まだ最初の2コマが終わったにすぎないが感触は良好である。書き終わるのを待つ時間が殆どなかった。その分、例題を交えながら理解するための講義が行えたと思う。またいつも延長しがちであったが時間通り終えることもできた。受講生の満足度向上を最優先にこれからの残りの講義もはりきっていきたいと思う。