リフォーム営業のポータルサイト

最近飲食店の支援をすることも多いのだが、必ずといっていいほど登録を検討するのが「ぐるなび」である。顧客が飲食店を探すためのポータルサイトとしては最大級のものであり、メニューや店の雰囲気を確かめたりクーポンを入手することができる。
飲食とは異なるがリフォームに関してリフォーム業者を探すためにインターネットを活用することも多い。飲食より単価が高く発注する顧客側も慣れていないこともあるため当然慎重になる。
そこで登録を検討して欲しいのがリフォネットやホームプロだ。このブログでも何度も登場している。客観的な信用を得られるほか当然ながら営業効果もある。登録費用や受注額に応じた手数料が必要なため嫌がる工務店も多いのが事実である。しかし1人営業マンができると考えれば安い投資である。もちろん惰性で続けるのではなく1年後に登録した効果を計測するなどの評価が必要である。
検討する価値は充分にある。

行政書士の無料セミナーを受講 その2

8月の受講に続いて2度目となるが大原簿記専門学校の行政書士無料講座を受講してきた。
それにしてもこの講師、前回もそうであったが字が本当にきれいである。教室は黒板でよくみるとマス目が薄く書かれているため斜め書きになったりすることは防げるのであろうが、それ以前に一字一字が読みやすい。これだけでも受講生からの信頼を集めることができるように思う。また前回はオーバしてしまった講義時間も今日はジャストであった。同じ講師として見習うべきことが多くためになった。
さて肝心の行政書士試験に向けた学習であるが、今日の講座の内容の理解度も半分程度であり学習の遅れは相当ひどくなっている。あと1ヶ月足らずで試験であるが、ここはラストスパートにかけたいと思う。週明けには模試も受けることになっている。模試はどんな成績であれ一喜一憂するのではなく間違えたところのフォローが一番肝心であると私の講義の受講生にもいつも言っている。今回は自分がそれを実践する番である。がんばろう。

Jw_cadを学ぶ

 現在時間をみつけてはJw_cadの操作方法を身につけるために学習を続けている。その目的は工務店などにおけるIT化の際に設計作業をIT化の対象にすることが頻繁にあるため無償で提供されているJw_cadについてその概要を伝えられるようになっておきたいことが1つ。もう1つは先日もここで紹介した福祉住環境コーディネーターの研修で理由書に添付する図面作成に用いられていたADL支援ソフトの代わりにJw_cadを利用することができないかと考えているためである。
 まだ学習は開始したばかりでなかなか進めないでいるが恥を忍んで作りかけの図面を公開したいと思う。
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社員研修

 今日は「考えること」について考えてもらう研修を行った。一人で考える、皆で考える、伝えることを考える、本当に色々と考えてもらったのできっと脳が疲れてしまったであろう・・・テーマにおける社員の方々の熟練度はまだまだであり、今後大きく伸びる要素が大きいと感じた。また皆さんのポテンシャルもそうだが意気込み・動機も大きいため将来が楽しみである。
 最後は感想を聞かずに今日の研修によって今から何を変えるかを答えていただいた。少し意地の悪い質問に戸惑った様子も見られたが一生懸命考えていただいたことで研修全体を何とか成功させることができた。感謝。

『鉄を削る』

 建設業に特化した中小企業診断士として活動しているため、話題も建設業に偏ったものとなってしまうが、今回は製造業の中でも熟練旋盤工が書いた書物を紹介したい。
 今年度より開始した新しい職務により製造業のことにも少しはあかるくなっている必要があった。生産管理面からいえばQCや5S、シックスシグマなど色々と方法論はあるが、経験が覚束ないため殆どの場合は知識の提供に留まりノウハウを提供することはできない。
 しかしそんなことよりも興味があったのが町工場の職人はいったいどういったことを考えて鉄を削っているのだろうかということ。職人の気質・考え方に触れることは会社のそれ自体に触れることとなる。だから建設会社でも現場の人の意見や話を聴くようにしている。
 この書籍は旋盤工でもある小関智弘氏の著書で、著者の経験を織り交ぜながら町工場の技術や職人としての考え方・感じ方を紹介している。特に現在はNC化された旋盤技術も実は従来の旋盤技術を身につけていなければ単なるオペレータ(書の中ではチャック屋と呼ばれていた)に過ぎずものづくりの本質に触れることはできないということが折々に感じられた。キリコの形や色で材質がわかったり、そもそも無臭であるはずの金属の匂いが感じられたり・・・話題は多岐にわたり非常に面白い。時間も忘れ読みきってしまった。
 

保守作業は新規開発より劣るのか・・・

 現在和歌山大学で保守について講義を行っている。そのなかで保守についての問題点を議論する機会が得られた。保守対象を理解することから始めるため通常の開発作業とは技術的にも異なるが、経営者、営業マンからの保守に対するイメージも異なることから色々なところで問題が起こりがちである。そうした問題点と解決策を思うように列挙したので掲載する。
■理解不足
・ドキュメントの整備
・開発段階からの保守要員確保と教育
・要員交代における引継手順ルールの運用
・メンバー間(社内外)のコミュニケーション
■管理上の優先順位
・出荷、リリース前の出荷検査の実施徹底
・顧客窓口担当者の教育
・リリース計画(納入予定日)の事前通知
・保守品質と再発の因果関係分析
■モラル
・保守作業の重要性を理解するための教育
・期間内の売上・利益主義の撤廃
・将来収益を加味した人事評価
・ジョブローテーション
・メンバー間(社内外)のコミュニケーション
■プロダクト
・開発成熟度(CMMI)の向上促進
・作業工程の見直し
・ISO9000シリーズのような品質マニュアルの導入
・初期作業見積と結果実績の差異分析と将来への活用
■テストの困難さ
・テスト作業工程の洗い出し(WBS)
・テスト作業計画の作成と提示・周知徹底
・困難さがQCD(品質・コスト・納期)にもたらす影響の共有

他にも色々な切り口で議論のやり方もあるだろうが、1つ言えることは「保守は儲かることに早く気付く」ことが一番重要である。

もう暮れモード

 御節料理の予約がはじまったとのニュースを聞いたのが数日前。今日、百貨店からお歳暮の早期予約割引の案内が届いた。商店街や飲食店・スーパーなどもハロウィンが終わればクリスマス色を強めていくのであろう。
 この時期企業としてはやはり既存顧客のフォローに力を入れたい。イベントが目白押しであるから再度接触を図るための口実も多いのである。手始めに昨年の年末年始に取引のあった得意先をあたると良い。季節ものならなおさらであるがそれ以外の商品やサービスでも同時期に同じようなニーズが生まれることはよくあることである。

経営者を見て育つ社員

 今日はあるシステム会社を診断士が集まる勉強会にお連れした。経営戦略を発表していただき、それに対してグループディスカッションした提言を提供するというものである。そこの社長はプレゼン経験もあまり無いとのことで色々と苦労されたようである。その分得たものも大きかったようで何よりである。
 会のあと社長と社員の方1名と終電間際まで飲み交わしたが非常に楽しかった。社長と社員は同じ大学の同窓ということもありよき信頼関係が築き上げられている。三十にも満たない彼の細やかな気遣いに心地よさを覚えながら将来を尋ねてみると大きな夢を持っている。まだそこに行き着くまでの道筋はできていないようだが社長はそれを応援したいとしている。応援される側もそれに答えたいと自分を高めることに貪欲なようである。
 今後10年、20年、30年と見守り応援していきたいと考えている。

診断士入門講座(秋)

 今日はLEC京都駅前校にて診断士入門講座を実施。実はこの講座、5月にも実施している。当時の受講生はいまは殆どのインプット講座を終え色々な知識を習得している。今回は秋生向けである。これから診断士の受験を目指す面々である。
 この講座は単なる座額ではなくどちらかというとディスカッション型。色々な事例を紹介しながら受講生の意見を引き出していく。中には驚くようなアイデアを持っている受講生もいて自分自身が勉強させてもらうこともある。
 また新しい受講生と目標に向かって歩みはじめた。来年の合格を目指してがんばっていきたいと思う。

中小企業向け税制

 今日は商工会議所青年部向けパソコンセミナー。パソコン会計の説明の傍ら、中小企業税制の説明をさせていただいた。いわゆる税理士さんが提案する節税対策とは異なるが国の施策として提供されている節税策がいくつもある。特に申請しなくても利用できる制度もあるが、申請しなければ使えない制度もある。「申請」ときくと何ページにもわたる申請書を書くイメージがあるが、確定申告書の別表に明記するだけのものもある。何か設備投資やIT化を実施した場合など適用される可能性が大きいので一度確認してみてほしい。