費用と面積でリフォーム事例を紹介

Goodリフォームjp』で「費用×面積でズバリわかる!リフォーム費用の相場」という特集が組まれています。

リフォーム業を営むにあたって、ホームページやパンフレットで価格相場とリフォーム事例を紹介することはリフォームを検討している顧客に情報を与え問い合わせにつなげるために有効である。漠然と「キッチンをリフォームしたい」と考えていてもどれぐらいかかるのか相場すらわからず最初の一歩が踏み出せないでいる顧客は多い。

ただ、それさえすればいいかというとそうでもない。上記のような顧客は希望型ニーズであり、喫緊に何か困っていることがある不満型ニーズの顧客に対しては「この予算でこのレベルのシステムキッチンが導入できます」と提案しても意味が無いのである。そうした場合は当然その不満を解消するための提案が必要となる。そこで費用ベースの事例紹介以外に課題解決型の事例紹介も必要となってくる。

単に施工事例だけを並べ工事内容や費用を説明するのではなく、顧客はどういった不満を持ち、それを解決するためにどう提案したかを説明することで見込み客側に有益な情報となり問い合わせにつながるのだと考える。

ずさんな工事をした建設会社に建設業許可を与えた自治体の責任

建設業許可を取得している企業としていない企業、あなたはどちらを信用しますか?そしてその根拠は何ですか?

建設業許可を得るためには様々な条件をクリアしなければなりません。専任技術者の配置もその1つです。専任技術者になるには資格要件もあります。そうした条件をクリアした企業だからこそ信用に値するであろう・・・しかも許可は都道府県や国が与えるものだし・・・というのが大方の見方だと思います。

今月、その許可を与えた県の責任を問う判決が出ました。詳しくはこちらを参照してください。許可を与える際に行った審査の方法があまりにお粗末だったということらしいのですが・・・

建設業許可の有無は施工品質を保証するものではありません。

ますます安心な大手住宅メーカーに人は流れていくのでしょう。地方工務店は現場見学会や施工事例見学会、さらには親身になった提案活動などもっと身近なところで信頼を得る努力が必要になってきます。業界を取り巻く環境は厳しく、そうした部分にも労力を惜しまず実行できる企業が地方には不可欠です。

チャンスがやってくる15の習慣―Skill With People (2009-24/100)

チャンスがやってくる15の習慣―Skill With People

表紙のカボチャのイラストに魅せられて思わず購入してしまった本。

チャンスはいつでも目の前にあふれているというのが私の持論です。そのチャンスを捕まえるだけのものが自分に備わったときにはじめてそのチャンスが見えてくる。

というわけでチャンスを逃さないために自己研鑽をするのですが、それよりも心がけているものは「笑顔」です。兎にも角にも人と会うときは笑顔を絶やさないようにしています。それは心がけからいつしか自然に出るようになってきました。

この本にも「笑顔」が大切だと書かれています。他にも大事なことが書かれています。中には賛成できないものもありましたが・・・大筋自分の心がけと大きく離れていなくて少し安心しました。

工事進行基準の戦略的活用についてセミナーをしてきました

22日は東京浜松町にて工事進行基準の戦略的活用についてセミナーをしてきました。

セミナーのテーマについて書く前にまずはマスクをしたまま声を張ってするセミナーは大変だと認識しました。前日は大学で3時間ほど講義があったのですが、それよりもはるかに辛かったです。途中から酸欠のせいか頭痛もひどくなってくるし・・・終わったあとは1つ予定をキャンセルして空港で飛行機の時間まで安静にしていました・・・関西からの訪問ということで受講者の方々へのせめてもの配慮ですが、一日もはやく終息しマスクが不要になってほしいものです。

セミナーは工事進行基準のおさらいと今回の会計基準についての説明が前半。後半は工事進行基準の導入にあたってバランススコアカードを使いながら効果的に対応を進めていくという考えについて述べさせていただきました。少しでも経営のヒントになればいいのですが・・・

 

にっぽん町工場遺産(2009-23/100)

にっぽん町工場遺産 (日経プレミアシリーズ)

この本は羽田空港内の書店で偶然見つけた本。表紙のぬくもりあるイラストに魅せられて手にすると数年前にANAの機内誌で連載されていた記事をまとめたものであった。ちょうどそのころは頻繁に飛行機に乗っていたから見覚えがあったのだろう。

著者の小林泰彦氏は温かいイラストを書くライターさん。本人が日本の様々なものづくり企業を訪れ取材しイラストを付けて記事を書いている。

読み覚えのあった記事がいくつかあったが今はとても有名になった注射針の岡野工業さん。・・・ここでもしやと思って過去のブログ記事を検索してみるとやはり書いてあった。『代表社員』参照。みると日付は2006年2月。もう3年以上前の話だ。

空港内で見つけたのもまた偶然でおもしろい。あと、ここで紹介されていたカバンが欲しくなった。値がはりそうだがいつか手に入れたいと思う。

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則(2009-22/100)

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則

この本は先日書きましたコーディネーター研修の休憩の間に読む本を探しに本屋にいってみつけたものです。

私も面倒くさがりやの一人です。すべてではないのですがムラがあります。

著者の本田直之氏はレバレッジシリーズで多くのヒット本を生み出している話題の人です。本田氏がいう面倒くさがりやというのは2種類あるとのことで1つは将来面倒くさいことになるのがいやで今のうちに少しがんばれる人、もう1つは今少しがんばるのが面倒くさくてあとで余計大変な目にあう人。

私は前者の人は面倒くさがりとは言わないような気がしています。面倒くさい問題を解決するためにやり方を変えたり事前に準備をしたり・・・という人は便利なサービスを生み出すことができ多くの起業家がそうだろうと思います。

55の法則のなかで一番印象に残った法則は

『二度と同じことをしない』

です。失敗を繰り返さないために反省し改善する。常日頃から心がけて実行していきたいものです。

中小建設企業のための内部統制向上ガイドライン

国土交通省のホームページに中小建設企業のための内部統制向上ガイドラインが掲載されました。

チェックリストや内部統制の進め方、PDCAサイクルの説明などわかりやすく解説されています。内部統制というとコンプライアンス、法令遵守がすぐにイメージされがちです。確かに建設業は他業界と比較しても関連法規が多く、また法令違反が多く発生していることからも法令遵守は内部統制における重要な統制分野の1つです。

しかしそれ以外にも社内で不正が起きないよう、そもそも不正が起こらないような仕組作りやチェック体制、社内規定の整備と守られているかの監視など多岐にわたります。建設業はゼネコンにとっても専門工事業者にとっても管理者や技術者を現場ごとに配置させるため本社での管理機能が働きにくい状況であり、また重下請構造による弊害(契約関連業務の煩雑化等)もあり不正が起こる状況になりやすいといえます。

このガイドラインで今一度社内の統制ルールを見直してみてはいかがでしょうか?

東京都東大和市に地域力連携拠点応援コーディネーター研修できています

堺商工会議所内にある泉北地域中小企業支援センターで応援コーディネーターをしています。地域力連携拠点事業です。

今日から2日間、コーディネーター向けの研修を受けます。相談窓口業務は色々なところでやってきましたが、今一度事業の目的をしっかり理解するために勉強したいと思います。

ちなみに会場は中小企業大学校の東京校。様々な研修が行われており、中小企業診断士の養成講座も行われています。

場所は東大和市にあります。昨日から前泊しておりますが、土地勘が無いので羽田⇒品川⇒新宿⇒国分寺⇒東大和市というルートで来てしまいました。乗り継ぎが悪かったのか所要時間2時間です。(昨日は中央線が人身事故、車両故障やらで遅れていましたが)新宿ではなく高田馬場経由ですと1時間30分くらいのようです。

登録建設業経理士の登録証が届きました

登録建設業経理士の登録証が届きました

といってももう何ヶ月も前なのですがここで紹介しようと思いつつ時間が過ぎてしまいました。

Dscn2743合格番号、資格取得日、登録有効期限、氏名、生年月日まではよくありますが、屋号まで付いている登録証は珍しいのではないでしょうか。診断士や他資格の登録証にも屋号がついているのは見当たりませんでした。

過去にステップアップ講習を受けていたので今年行われている登録のための講習を受けずに登録可能でした。ただ期限が2011年2月末となっているのでそれまでに講習を受ける必要があります。

建築士や施工管理技士の資格を持たない私が建設業大好きコンサルタントを語る上で大切な資格です。色々なところで活きる資格でもあり取得してよかったと感じています。

和泉葛城山に登ってリフレッシュしてきました

GWは1日だけ休みが取れましたので葛城山に登ってきました

和泉葛城山は大阪府と和歌山県の県境にある山で標高858mあります。貝塚市蕎原(そぶら)から2本の登山道がありどちらも片道2時間程度です。行きと帰りで異なるルートを通るのがオススメです。

Dscn2724 これは蕎原大橋からみえる藤の花です。藤棚でみるのとはまた全然違ったイメージです。天気は薄曇りで登山日和といえます。

Dscn2726 登山道入り口から蕎原地区を見下ろした眺めです。貝塚市は海あり山ありで大阪の中心地から30分足らず。近くにこうした自然があると心も安らぎます。

Dscn2728 登山道の傍らでいたるところに咲いていた花。名前がわかりません・・・どなたか教えてください。

Dscn2730 登山道(Aコース)はずっと川沿いを歩きます。これは近木川なのでしょうか。近木川はもっと海側で美化ボランティアに参加しているのですが、このあたりは水も澄んでいて冷たくておいしかったです。

Dscn2731 その川も山の急斜面を下りるので所々滝にようになっています。すれ違う人もまばらでほとんど1人だけ自然にどっぷり身をおいていました。心が洗われます。

Dscn2733 頂上近くは国の天然記念物にもなっている天然ブナ林があります。大切にしたいものです。

Dscn2734 頂上には八大竜王社があります。ここでお参りを済ませたのが丁度登り始めてから2時間後でした。ふもとの登山道案内板は正しい!

家内安全と商売繁盛と色々と欲張ってお願いをしました・・・

また違った季節に登ってみたいです。