日本全国の官公需情報ポータルサイトが開設されました

日本全国の官公需情報ポータルサイトが開設されました。

その名も「官公需情報ポータルサイト」とそのままですが、国・独立行政法人、地方公共団体等がホームページ上に掲載している入札情報を検索することができるとあります。

少し検索してみましたが検索結果は発注機関への該当ページのリンクとなっているため、発注情報を掲載しているサイトから情報を収集して検索できるようにしている仕組みのようです。そのためホームページ上に情報を掲載していない場合は表示されません。そのため網羅性という意味ではいまひとつという感じでした。

対象は工事以外に物品や役務なども含まれます。国、地方公共団体だけでなく独立行政法人の発注案件も探せるので網羅性が高まれば非常に便利なように思います。

今後の進展に期待です。

11月27日に大阪商工会議所中央支部でセミナーの講師を担当します!

11月27日に大阪商工会議所中央支部でセミナーの講師を担当します!大商ニュースで配信されて参りましたのでこちらでもご案内いたします。

「今さら聞けないインターネット活用講座」

インターネットの商売と店舗など実世界でやる商売と何が違うのでしょうか?
「インターネットはほっといても儲かるで!」或いは「インターネットはいっこも儲からん!」は両極の声ですが、実は両方とも間違っています。

インターネットは営業車や店舗の陳列棚と同じ商いの道具でしかありません。
道具が一人歩きして売上を上げることはありません。ただ、同じ道具でもこれほど便利なものはありません。皆さんにそんな道具の便利な使い方を改めてご紹介したいと思います。

◆日 時: 平成21年11月27日(金) 18:30~20:30

◆場 所: 大阪商工会議所 中央支部 会議室
(大阪市中央区備後町3-4-9 輸出繊維会館6階)
http://www.osaka.cci.or.jp/s/map/2330.html

◆内 容: 1.インターネットを商売に活かす重要なポイント
2.新規顧客を呼ぶためにどう活用するか?
3.リピータをうむためにどう活用するか?
4.いまどきのインターネット事情

◆講 師: 安田 勝也氏 氏
【講師紹介】
1971年大阪生まれ。大学卒業後、大阪府内のシステム会社にて営業や開発を経験し独立。
2005年7月に安田コンサルティングを設立。
過去に大阪商工会議所中央支部にてIT専門相談員として中央区内の多くの事業者を支援した経験を持つ。中小企業診断士、
システムアナリスト。現在、和歌山大学にて先端ソフトウェア工学について講義を担当中。

◆定 員: 30名

◆参加費: 大商会員 無料 / 特商・一般 3,000円

◆お申込み、詳細はこちら↓
http://r26.smp.ne.jp/u/No/96750/k2bUI2H7ci0D_98428/1127_katuyousemi.html

■お問合せ先:
大阪商工会議所 中央支部
TEL:06-6222-2221 FAX:06-6222-2480

亀井静香金融・郵政担当相のいう「良い談合・悪い談合」

国民新党のマニフェスト政権公約には「明るく正しい良き談合の仕組みをつくる」と記されている。

地方の中小企業が仕事を分け合うのが「良い談合」とされているが、色々と問題がある。

  • 仕事が与えられるとわかっていれば競争意識が欠如し企業努力が行われなくなる
  • 本来、複数の企業が競争することで技術開発などが起こり地域力・国力につながっていく
  • 過去を見れば、囲い込みによって請負金額の的確性が失われ発注側から見れば無駄な投資となる
  • 発注側は公的機関であるから投資資金は自己資金ではなく税金である。そのため発注金額が高額となったとしても自分に悪影響を及ぼさない。逆に見返りを要求する土壌がうまれる

「明るく正しき」とはそうした不正・不具合を是正した仕組みづくりということになるが、それを追求すれば自由競争ということに落ち着くのである。

談合の良し悪しについての議論は昔からなされていることだ。私も「良い談合」は考えうると思うが不確実性から生まれる不正を消すことができないから実現しようの無い理想論であるとも結論付けている。

行政書士の受験票が届きました

先日、行政書士の受験票が届きました。

今年で3回目のチャレンジとなります。建設会社に対して経営支援に加えて許認可申請もお手伝いできるようにしてワンストップサービスを目標に掲げて資格取得を目指しております。

ただ、法律系の試験は苦手意識も邪魔をしてなかなか効果が現れません。「できない理由を並べて言い訳するな」といつも申し上げていることなのですが・・・「継続は力」という言葉を信じて試験日までの少ない日数を有効に活用していきたいと思います。

公共工事事業者として存続するための考察

公共工事の予算削減がより一層加速する。

新政権になり一月余り。前原国土交通大臣の様々な発言を待たなくても建設業界では「公共工事の予算削減」は皆が認識していることである。それがより具体性を増したまでだ。

ただ新政権もやみくもに削減するのではなく必要なインフラ整備は行うとしておりそれに伴う工事も発生する。ただ過去の「地域配分」的な機能を公共工事に持たせることは今後も減少するはずである。すでに数年前の研究や試算から建設・インフラに投資するよりも福祉・サービスに投資したほうが「地域配分」という意味での投資効果が高いという意見もある。

それでは公共工事を中心に事業を行ってきた建設会社はどうすればいいだろうか。「公共から民間へ」、「建設業から異業種へ」などは随分前から叫ばれていることである。公共工事事業者として存続するためには・・・

それはやはり「顧客の視点を持つ」ことが第一である。

公共工事の顧客・・・それは発注者ではなくそれを利用する地域の住民である。

「隣町にある大きな病院へのアクセスが不便なためそこに至る道路を新設する」

このケースの場合の顧客のニーズは何だろうか?

「病院にスムーズに行ける」では落第点。道路工事ありきで考える建設会社が陥りがちな間違った解答。

答えは「充実した医療サービスを身近に受けられる」である。そのためには大きな病院がいい。でも隣町にしかない。じゃあアクセスしやすいように道路整備をしようというのが1つの選択肢。

「自分の町に同様の病院を作る」というのも顧客ニーズを満たす選択肢の1つである。もちろん、こちらの選択肢にも検討すべき課題は沢山あるためどちらを選択するかを決定することは容易ではない。

しかし新政権で財源や資金の使途が限定されないことが多くなるとこうした検討・選択を発注者側で検討する機会が多くなる。どちらの方が投資効率が高いか、利便性が高いか、住民が喜ぶか・・・限られた人員しかいない小さな自治体ではすべてに配慮することは難しいだろう。

そこで登場するのが地域の工事事業者である。

地域住民のニーズを知り、行政の動きを把握し、提案する。

提案といっても入札案件が決まっているなかで行うVE提案や総合評価方式のことを言っているのではない。もっと川上段階での提案である。

何故この道路を作るのか? その目的は? 住民の意見は? 他の方法は?

そうした「意識を持ち、情報収集し、技術を磨き、提案する」という姿勢が今後求められる一番基本的な事柄だと考える。

地域力連携拠点事業:応援コーディネーター意見交換会で支援のあり方を検討する

昨日は地域力連携拠点事業の応援コーディネーター意見交換会が大阪梅田で開催されました。

近畿エリアの拠点で活躍するコーディネーター30名ほどが集まり意見を交わす。10時から18時までのプログラムでその中では(財)21あおもり産業総合支援センターの支援事例紹介ということで青森から加藤Co、山本Co2人のコーディネーターが来阪され取り組みについて詳しい説明がありました。グループごとに活発な意見交換がなされ、応援Coの質の向上、機関同士ではなく担当者同士の顔の見える連携の重要性などが意見としてありました。

Imag0003 こちらは意見交換会が終わったあとの懇親会。アルコールの助けもありより深い意見交換が行われました。

Imag0001 そのなかで振舞われたのが「京都ハバネロの里 おしのちゃん ハバネロ酒」。私も頂きましたが・・・辛い。

と、何故ハバネロ酒のことを書いたかといいますと、今日の日本経済新聞夕刊記事に「激辛の街 京都・向日に出現」という記事があり「ハバネロ酒」のことも記事にありました。
※記事にある「ハバネロ酒」と写真のものは製造元が違うので異なる商品だと思われます。

ちなみに写真のハバネロ酒は京都伏見にある企業が販売元です。京都伏見は私が参加する診断士の集まりで今月頭に訪問したところです。

色々と縁深いものを感じます。これは何かが起こるきっかけなのかもしれません。

大阪府デザイン・オープン・カレッジ 「現代に生きる匠の技」

とっても行きたいオープン・カレッジ。「現代に生きる匠の技」

計4回の開催ですが、どうして開催がすべて木曜日なのでしょうか・・・開始時間、開催場所からしてどうにも参加することができません。残念。

以下、大阪府のHPからの引用です。


現代に生きる匠の技 「伝統建築に生きる匠の技」 造形文化に関するわが国のアイデンティティを正しく理解し、デザイン発想力の多様化をめざすため、伝統的なモノづくりに携わる名匠を制作現場に訪ね、モノづくりへの姿勢や創作プロセス、造形力、技術等を体験・学習します。

今回は、和建築の伝統を守りつつ新しい技術にも挑戦する棟梁や職人を訪ね、その高い技術や独特の素材使いをテーマに、日本の風土で育まれた知恵の結晶を考察します。

対象 デザイナー、企画開発担当者、経営者等

時間 10月29日(木曜日)、11月5日(木曜日)、11月12日(木曜日)、11月19日(木曜日)の4日間
原則午後2時から午後5時、10月29日のみ午後1時から5時

会場 現地講習 (詳細は別途ご案内いたします。)

受講料 20,000円(4日間) 別途、見学料と交通費等が必要です。

定員 15名 (先着順)


10月29日(木曜日) 社寺建築に生きる匠の技 「大阪市内、堺市内にて現地講習」講師:加藤 博文 株式会社加藤組 棟梁 (株式会社金剛組 専属棟梁)

講師:吉田 宗央 株式会社金剛組 工事本部 工事部長

社寺建築の技術集団として宮大工8組を抱え、1400年の歴史を持つ金剛組の仕事内容を紹介し、初代からゆかりのある四天王寺の建築工事について現地で解説します。また、加工センターでは、金剛組専属の棟梁が宮大工の仕事について解説します。


11月 5日(木曜日) 左官に生きる匠の技 「京都市内にて現地講習」講師:佐藤 ひろゆき 佐藤左官工業所 代表

伝統的な工法で土壁の仕事を行う左官工房を訪ね、塗壁の移り変わりなどの歴史を解説するとともに、左官仕事の道具や材料の調整、塗壁工法の下地・仕上の種類と数奇屋壁の特徴について解説します。


11月12日(木曜日) 社寺装飾に生きる匠の技 「京都府八幡市 石清水八幡宮にて現地講習」講師:澤野 道玄 株式会社さわの道玄 代表取締役

漆芸や日本画彩色に代表する伝統塗装技術を活かし、社寺建造物や美術工芸品修復に携わる専門家が石清水八幡宮の境内において、漆・丹・彩色・錺金具などの社寺装飾全般について解説します。


11月19日(木曜日) 鬼瓦に生きる匠の技 「奈良市内にて現地講習」講師:小林 章男 株式会社瓦宇工業所 取締役会長

社寺仏閣用の瓦や鬼瓦の制作を行う工房を訪ね、様々な瓦の紹介や、「鬼瓦」の生い立ちや変遷など歴史的な背景を解説するとともに、工房で制作される屋根瓦や鬼瓦の種類・特徴と製造工程を解説します。


引用ここまで

是非建築関係の方はご参加下さい。

東京スカイツリーが610mから634mに伸びて自立式電波塔で世界一に

東京スカイツリーが610mから634mに伸びて自立式電波塔で世界一の高さになることとなった。

2008年7月に着工し現在も工事が進んでいる東京スカイツリー。アンテナを取り付ける最後部のゲイン塔と呼ばれる部分が当初の予定より伸びることとなったとのこと。事業主体の東武タワースカイツリー株式会社宮杉社長の発表では完成時に一時的でも世界一と名乗りたいとのこと。

電波塔や高層ビルなど世界中で一番になろうと高さを競っているが、機能性やコスト面から無駄と一蹴するのではなく、「世界一を目指す」という意気込みとそれを許す余裕が大切だと私は考えている。

特に公共工事などにおいては「一番」だとか「初」といった取り組みがあってもいい。新工法へのチャレンジや意匠面での実験的な試行など、個人や民間企業が発注する工事ではそうした「育てる」という部分にまで余裕が無いケースが多くなっている。無駄を排除するだけでは技術の進展や人材の育成が小さくまとまってしまうのである。そうした役割も公共工事は担ってきたのであるが今後も期待できるのであろうか・・・

Twitter(ツィッター)でつぶやいてみる

少し前からTwitter(ツィッター)をはじめました。

ブログと同じ日々の情報を発信するツールではありますが、体験や行動・考えを述べるようなものではなく、「今何をしている?」に重きを置いています。

そういった意味ではビジネスでの活用といっても属人的な個性でうっている商売をしている人に向いているのかもしれません。もちろん、ビジネスで活用という「狙い」を含んで「今何をしている?」を書いても臨場感や面白みにかけるかもしれませんが・・・

例えば大工の職人さんが「今から○○邸の上棟式です」と掲載したところでどうなるのか・・・ それより舞台裏を見せたほうがいいのかも。「今から○○邸の確認申請をしにいきます」の方が興味をそそるかもしれません。

今のところ私のつぶやきは試行錯誤の段階ですが、よろしければ・・・IDはyasucon、名前は安田勝也です。

トイレのイロハでうんちくを語る営業ツール

トイレのイロハでうんちくを語る営業ツールを用意してはいかがだろうか?

TOTOのホームページに「ティドビット ~水まわりのまめ知識~」というものがある。色々と読んでみると知らないことが多い。一般消費者が知らない水まわりの知識を提供することも顧客サービスの一つだ。

例えば、(これは私もやっていることだが)、トイレのタンクにペットボトルを入れておいて節水。これは一見、便器から汚物が流れたように見えるが下水管の途中で止まってしまう可能性があり最悪の場合、下水管が詰まり逆流して汚水の洪水が起こる可能性があるとのこと。

他には暖房便座に便座カバーをすることで放熱が抑えられ電気代が得するといったプチエコ情報もある。

建材メーカーにはこうした豆知識の情報を提供していることが多い。参考にしながら手づくりで豆知識新聞などを作成し得意先などに提供してみてはいかがだろうか。