Outlook2010でメールの送受信ができなくなった際の備忘録

今日はお客様からの問い合わせで「メールが送受信できなくなった」とのこと。「既定のメールフォルダーを開けません。・・・・」といったメッセージが表示されるとのことでした。
Outlook2010を開いて確認してみましたら、まずメールのアカウント設定が消えていました。そこで再度設定をしました。データファイルも既存のものを使うパターンと新しいデータファイルを作成するパターンとやってみました。
しかし設定はできたものの、送受信ボタンを押しても何も起こりません。「送信だけはできるかな?」と試してみると、送信ボタンが出てきてません。差出人欄もデフォルトのメールアドレスが表示されていません。
このような状態でいろいろとあたってみたのですが、以下の方法で解結しました。コントロールパネルの中から「メール(32ビット)」を選択したら図のような画面が表示されます。「プロファイルの表示」ボタンを押して、「追加」ボタンで新しいプロファイルを作成してください。そして、「常に使用するプロファイル」の下にあるプロファイル名を新しく作成したものに変更してください。
これで再度アカウントの設定を行い復旧しました。

幹と枝葉の両方持って帰ってください!


仙台のトラストシティカンファレンスにきています。あさかわシステムズさん主催のセミナーで建設会社の収益改善について話をしました。昨日は東京でBCPの話をしました。
どちらのテーマにも経営理念に触れる箇所があります。
『経営理念は表現の違いこそありますが、顧客に指示される、会社を存続させ社員を守る、地域に必要とされる、これら3つのことが書いてあります。』から始まり、収益改善では利益は何のためにあるのか、BCPでは継続が危ぶまれて理念追求ができなくなったらどうなるか、という話の流れです。
企業経営の中で幹と枝葉を行き来しながら熱く語っています。
理念追求の重要性は中小企業家同友会で学びました。そして同友会で得た自分自身の理念追求のために支援先の経営者に対しても理念の大切さを説くことが不可欠になっています。
話を聞いてくださった皆さんに、枝葉のヒントを一つと、幹となる思いを持って帰ってもらえるとこんなに幸せなことはないと思うのです。

確かに経営は不格好で、でもおもしろいです!


『不格好経営』南場智子著

週刊ダイヤモンドの紹介記事で見つけたこの本は本当に刺激的でした。DeNAの歴史を創業者の目線で語るのだからすべて臨場感に満ち溢れています。
ドタバタの歴史はテンポよくページが進み、ユーモアも溢れニヤニヤしながら読んでいるといつのまにか涙を誘う。読んでる方もドタバタに巻き込まれます。
マッキンゼー出身でコンサルタントだった著者のコンサルタント感は自分に照らし合わしてフムフムと納得する一方で『そりゃ違うやろ』とツッコミも。違うところを拾ってみれば、それは私が一人のコンサルタントである前に一人の経営者であることからくる違和感だとわかった。納得。
7章の『人と組織』のところは少し理屈じみていて好きになれないけれど、自分が苦手とする『チーム』で進むことについてはやはり『任せる』や『頼る』ことがポイントなんだなぁと頷くだけだった。
この本を読んで欲しい人が頭の中に二人浮かんでいます。一人には今読み終えた本をプレゼントし、もう一人にはギフトで贈ることにします!

夢が1つかないました!!

先日、夢が一つかないました!!どんな夢かといいますと、「和歌山大学の教え子といつか一緒に仕事をする。」という夢です。

和歌山大学でシステム工学関係の講義を受け持ったのは2007年のことです。それから毎年担当させて頂いています。

システム関係の仕事もやりますので「いつか一緒に仕事ができたらいいですね」といつも学生さんには言っていましたが、それが先日かなったんです!!

とある企業さんのシステム開発打ち合わせで協力会社さんが新人さんを連れてきました。名刺交換をしようとしたら「安田先生いですよね?」の一言。和歌山大学の卒業生の方でした。とってもうれしかったです。

学生と講師の関係がビジネス上のパートナーになりました。これからも交流が続く喜びと、これからの成長を見守っていきたいという願いでいっぱいです。

また10月から今年度の講義が始まります。今回のエピソードを学生さんにも話したいと思います!!

「収益改善スパイラルで発展企業を目指せ!!」のテーマで講演してきました!

収益改善スパイラルで発展企業を目指せ!!沖縄県で開催されたASKIDSフォーラムにて基調講演してきました。テーマは「収益改善スパイラルで発展企業を目指せ!!」です。
左の図はそのなかの資料の1ページです。
5つのスパイラル要素を解説しました。
・個々の工事の収益確保
 工事の収益確保のために予算実績管理をはじめてしてMQ会計やEVMの考え方なども解説。
・全ての工事の収益改善
 工事会議のなかで個々の工事を評価するとともに全社で運営管理すべき「改善ペンディングリスト」の活用について解説。
・技術・人材への投資
 ここを一番熱く説明しました。「利益は何に使うのか?」という話です。理念、ビジョン、環境分析、方針・・・その方針に従い投資をすることが必要と申し上げました。
・競争優位性の確保と向上
 競争優位性の6要素。QCDSSEについて解説。
・付加価値工事の受注機会増大
 競争優位性を高めて付加価値の高い工事を実施するうえで、「付加価値性」の分析と見積積算段階で収益グループ分けについて解説しました。
成功のためのヒントをたくさん織り交ぜました。何か1つでも持ってかえってもらえるといいなぁ!!!

工作機械などの製作業で据付工事を伴うなら建設業許可を


建設業許可の工事種類に『機械器具設置工事業』というものがあります。機械の据付が主なものになりますが、機械販売が主でも据付工事を行う販売店は許可が必要になるので注意が必要です。ただし500万円以上の工事を行う場合のみです。
それでも機械器具は高価なものが多く据付工事は軽微なものでもトータルで500万円を超えてしまうケースは多いと思います。
許可の要件を満たさなければ取得はできませんが、これまで10年以上機械器具の据付工事をしてきた実績があれば特に資格も必要ありません。
気になる場合は是非お問い合わせください!
安田コンサルティング
yasucon@ea.main.jp

2920日

今日、7月1日は安田コンサルティングの創業記念日です。おかげさまで8周年を迎えることができました。ありがとうございます。
創立記念日といいましてもいつもの1日と変わりません。経営理念に従い、一人でも多くの経営者を元気にするためにまい進していきます。
【安田コンサルティング 経営理念】
一、私達は、愛で中小企業の経営者を元気にします。
一、私達は、中小企業に関るすべての家族を守り、次の世代に命を繋ぐ社会をつくります。
5年後の2018年ビジョンに向けて少しずつではありますが、前進しております。今後も皆様に支えられながら、理念追求のためにビジョンを現実のものにしていきたいと思います。
これからも安田コンサルティングをご愛顧下さい。
宜しくお願い申し上げます。