徳島商工会議所さんにて「消費税増税後の勝ち組企業が心掛ける10個のポイント」のテーマで講演してきました

徳島商工会議所さんにて「消費税増税後の勝ち組企業が心掛ける10個のポイント」のテーマで講演してきました徳島商工会議所さんにて「消費税増税後の勝ち組企業が心掛ける10個のポイント」のテーマで講演してきました。画像のなかの講演風景は会議所さんのFacebookページの方に公開されていたものです。あわせて、その投稿記事も引用させていただきますと
『平成26年7月23日(水)建設業・一般工業・卸売商業・小売商業部会合同セミナーを徳島経済産業会館3階において14時から16時までの2時間、安田コンサルティングの安田勝也氏を招き「消費税増税後の勝ち組企業が心掛ける10個のポイント」をテーマとして開催し、21名の方にご参加いただきました。
 勝ち組企業にはある一定の共通点がある。
 「理念」を掲げる会社が多いが従業員にはピンとこない場合が多いので、会社の「強み」を活かした5年先、10年先のビジョン(目標)を、まず経営者が示し全従業員の共感を得ることが大事。
また経営者の仕事は2つしかなく、それは「会社内の風土づくり(将来のビジョンへの全従業員の共感づくり)」と「人間関係の風通しを良くすること」それを常に心掛けることが肝要であると力説されました。 』 
この講演テーマは全国の商工会議所さんにFaxにて提案させていただいたものです。このたび、徳島商工会議所さんにて講演が実現しました。テーマが好評で当初は建設部会さん向けだったのですが、他部会さんも合同での開催となった次第です。
強調したのは引用記事にもありますとおり、経営者の役割についてです。「うちの社員はやる気がない、自主性が足りない、創意工夫というのをやらない!!」となげく経営者。でもその理由は経営者自身にあります。みんなが「本当にやりたい!成し遂げたい!」と共感する目標を掲げたら、自然とモチベーションややる気が向上し、自ら創意工夫するようになるのです。
「5年後は10億だ!!」
そんな、経営者以外、誰もワクワクしない目標、掲げていませんか??
 

CPDS対応 「BCPと災害時の安全対策について」講習会で講師を務めてきました

CPDS対応 「BCPと災害時の安全対策について」講習会7月16日に和歌山市でCPDS対応 「BCPと災害時の安全対策について」講習会が開催され、講師を務めてきました。
※ブログ投稿が滞ってましてすみません。
内容は以下の通りです。

「BCPと災害時の安全対策について」講習会

平成26年7月16日(水)14時~17時
和歌山県土木施工管理技士会 和歌山支部

<開催場所>
アバローム紀の国

<講師>
講師:安田勝也 (yasucon@ea.main.jp
安田コンサルティング 代表 大阪府貝塚市半田3-3-1

<講習会内容>

  1. BCPの概要
  2. BCPの実施手順
  3. 災害発生前の対策
  4. 安否確認から現場対応まで
  5. 建設現場における災害時の安全確保

先日も広島市で大きな土砂災害が発生しました。今年は台風や大雨による災害が数多く発生しています。地域でそうした災害が発生したときに自衛隊や消防隊などと並んで力を発揮するのが自治体と防災協定を結ぶ地域の建設会社です。社会インフラを守るという重要な役割を担う建設会社にとって、災害時に事業が止まってしまうかどうかは1会社だけの問題ではなく地域の大きな問題になるのです。そうした意味でもこれから建設会社の災害対策、BCP策定はより推進されていくべきでしょう。そうした思いのもので主催者に対して「BCPと災害時の安全対策について」というテーマで講演させてほしいと提案させていただきました。
今回はCPDS対応の講習会ということで、受講者は普段現場に出ている技術者の方々ばかりです。計画作りに参画するというよりは、計画のもとで施工中現場や竣工物件、社会インフラなどパトロール、2次災害防止活動を行う方々ということになります。そのため、現場で災害が起こった場合にどうするか、想定される危険に対して今からできる予防策は何か。というテーマを中心に話しました。受講者は熱心に私の話を聞いていただき、本当にうれしかったです。
地域を守る建設会社、そこで活躍する現場の方々の一助を担えて、充実した講習会となりました。

「利益改善」について岡山で講演してきました

7月14日に「利益改善について」というテーマで講演してきました。
『建設会社としてどうあるべきか?経営戦略の立案と計画の策定、それは中長期的なビジョンの追求です。ビジョンの実現と日々の工事予算原価管理、利益管理がどのようにリンクするのか今後10年の動きを踏まえながら解説していきます。』という内容です。
今日の仕事は何のため? です。
建設会社の利益管理といえば個別原価計算と実行予算です。ともに手間がかかるため行っていない会社も多く存在します。またやっていたとしても形骸化してしまい、工事台帳を作るためだけに数字を入れ込んでいるといったケースが存在します。そこにはあまり「やりたい!」という気持ちは見えてきません。ようは動機づけができていないのです。
そこで先の質問です。「今日の仕事は何のため?」です。経営者にとっては利益のため。現場の方々にとっては日々の仕事をきっちりやることで自らの給与にもつながりますし、またやりがいも得られるでしょう。
では、毎日の仕事にやりがいを感じ、利益も得られて、そこから給与も支払われた・・・これが毎日毎日ずっと続いたとして、その先に何があるのでしょうか。
「その先」を据えている企業とそうでない企業の差は大きいです。
『うちは5年後の完工高10億を目指しているから』 経営者の動機づけとしてはいいかもしれません。でもその目標って楽しいですか?10億を目指すのは何故なんでしょうね??
仕事の動機づけは日々の充実と中長期的には皆が賛同するビジョンでしかありえません。そのあたりがどうリンクするのかを語ってきました。そして「やらされている」→「やらねば」→「やりたい」と変わった利益管理はどうあるべきなのかも併せて語ってきました。ビジョンのあり方も。
皆さんの経営のヒントになりますように!