プノンペン出張報告 1日目

2015年10月30日からおよそ一週間、プノンペンに出張してきました。目的は将来に事業拡大を見据えた視察とダルニー奨学金を通してサポートする学生さんとあったり学校を見学するためです。

今日は1日目の内容を報告します。

003出発は関西空港から。今回は初めて利用する中国東方空港(MU)だったので手続きの場所を案内板で確認していましたら、突然英語で話しかけられました。スマホの画面を見せながら、「どこにいけばいいのか?」と聞いています。画面を見てもフライト情報なのか何なのかさっぱりわからないので案内場にご案内。突然の英語に物怖じせず自然に会話できたのがうれしかったです(^^) 日頃の練習・学習の成果かも。

006で、こちらがチェックインカウンター。日本語OK。列に並ぶ中国の方々はほとんどが爆買いの段ボール箱をいくつも持参。家電はビッグカメラの包装紙が多かったです。難波で買って、そのまま南海電車で来られたのでしょうか。

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そのあと通貨両替へ。LINEでクーポンが配信されているとのことで、すかさず入手して割引レートを適用して頂きました。今回は上海でトランジット時間を利用して上海散策をする予定なので中国元とカンボジアで使う予定の米ドルに両替しました。016021そしてこれが中国東方航空の飛行機。中もとってもきれい。すごく快適です。

019020機内食。とっても美味。パンは泉佐野のオリエンタルベーカリー工場で作られたもの。ダイエット中なので炭水化物は控えつつ・・・ビールが我慢できませんでした(^^;

037そして上海浦東国際空港に到着。
041入国審査。トランジットの時間で散策するために一度中国に入国します。入国する場合は、飛行機の中で配られる出入国用のカードを記入しておきましょう。

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それで、上海市街地への移動ですが、リニアモーターカーと地下鉄の2種があります。今回は時間がたっぷりあるので地下鉄にしました。

047券売機はこんな感じです。タッチパネルで行き先の駅をクリックし、枚数を指定するだけ。とっても簡単です。

026こちらが切符。タッチ式の切符で最後に回収されリユースされます。

034これが乗車した電車の路線図。右から9番目の駅でいったん降りて正面に来た電車に乗り換えるという仕組みがあります。064それがこの駅。電車がくるまできちんと整列・・・かと思いきや電車が来たとたんみんなで席の奪い合い。優先座席も何もあったもんじゃありません(^^;

 

048 049 050 051そして上海到着。まずは腹ごしらえ・・・下調べしていないのでおいしそうな匂いにつられて何気なくお店を選択。

052057 058059とってもおいしい!!またビール飲んでます。で、色々と散策して・・・途中のカフェがWiFiスポットなのでコーヒー飲みながら一休み・・・ここで気が付きました。FacebookもLineも中国では使えないんですね。VPN経由で使うという技もあるそうなのですが、ここでは断念。時間をみて空港に戻ることにしました。

069 068空港には無料のWiFi電波が飛んでいるのですが、繋いだらID,パスワードを求められる画面が出てしまいます。携帯電話があればSMSで取得できるのですが、今回携帯電話は持参していません・・・途方に暮れてダメ元でインフォメーションカウンターに。”How can I use WiFi?”と聞いてみましたらすんなりパスワードのメモをくれました(^^; 空港内での待ち時間を利用してメール等のチェック。ノートパソコン開いて上海出張オフィスでの仕事気分です。071こちらが出発ロビー。とっても広い。天井の意匠が印象的です。
076搭乗中、持ってきた「致知」で印象的な一言が。「努力は幸せになるための手段ではない。努力そのものが幸せを与えてくれるのだ。」そっか。がんばっている今が楽しくてしょうがないのはそういうことか。・・・と気が付かせてくれた一言でした。
082 077 079ほどなくプノンペンに到着。ホテルまではタクシー移動も可ですが、やっぱりトゥクトゥクに乗りたい!というわけで、乗り場を探さなくては・・・タクシー乗り場を超えて進んでいくとトゥクトゥクが1台。そのそばのおじさんに「トゥクトゥク?」と聞くと”Yes!”との返事。ホテルの場所を伝え、”How much?”。予めガイドブックで調べていた空港・市内間の相場は8ドルだったので8ドル目標でがんばろうと思ったら、最初から”Seven dollars”とのことだったので交渉成立。

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088 途中、給油も行いながら一生懸命走ってくれました。

途中、煙をはきだしながら・・・大丈夫??

途中、色々な人に道を聴きながら・・・大丈夫??

という心配をよそに無事到着。

007 遅い時間にもかかわらず、受付のお兄さんは愛想よく応対してくれました。親切・丁寧。
008 010 011そして、このホテル。WiFiがびっくりするほど高速です。なので動画のアップだってできてしまいます。トゥクトゥクの熱い走りをどうぞ。

今日の報告はこれでおしまいです。明日はカンボジアの歴史を学ぶために色々と街を巡ります。

元気つうしん 2015年11月号Vol.4

表 ~事務所だより~                                             先日、兵庫県内の商工会さんにて「経営を楽しむための管理会計活用セミナー」というテーマで研修を実施しました。「管理会計」と聞くと難しいイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。しかし今回は「楽しむため」が重要であり、何のための管理会計なのかをお伝えしました。前回のコラムで経営計画のことを紹介しましたが、その経営計画には5年後、10年後の自社のあるべき姿、夢の姿が描かれています。その目標と現在とは当然大きく異なり、その差を埋めていくことが大切です。様々な改善策を考え実施していくためには当然資金が必要であり、資金は借入よりも利益から調達したいものです。                           そこで管理会計の登場です。                               すなわち、「夢の実現のために必要な利益を確保するため」の管理会計なのです。    利益を出すにはどうすればいいでしょうか。売上を増やす。コストを減らす。この2つばかりに目がいきがちですが、利益率に目を向けることも重要です。また「黒字なのに資金が手元に残らない・・・」という悩みも多いですが、それでは改善のための資金が得られていませんので何のための利益かわかりません。では利益からしっかり資金を残すために何が必要なのでしょうか。そのキーワードは回転率です。     売上債権や棚卸資産などの回転率を改善することで資金(キャッシュフロー)が改善します。他にも減価償却の実施や内部留保の実施などがあげられます。      これらすべて管理会計に含まれる知識・技術なのです。             管理会計についてご質問などございましたらいつでもお問合せください。

 

裏 ~建設業ニュース~                   今回は前回に引き続き建設業界ニュースをお休みしまして、とある企業を紹介します。     前回、企業紹介ということで株式会社ユニオン環境さんをご紹介しました。次にご紹介したい企業は株式会社マイホームさんです。       貝塚市橋本で住宅改修工事を中心に様々なことに取り組まれています。

社名 株式会社マイホーム            住所 大阪府貝塚市橋本554-98        電話 072-433-0634             携帯 090-3671-3848

 

~月ごよみ11月~

・11月3日 みかんの日                            農林水産省と全国果実生産出荷安定協議会が「いいみかん」を「11」、「3」と語呂合わせして制定しました。

・11月9日 119番の日                           自治省(現、総務省)消防庁が消防発足40周年を記念して、防災、防災意識を高めてもらおうと、1987年に火災通報の電話番号119にちなんで設けました。

・11月11日 もやしの日                           もやしは、豆、麦などの種子を水に浸して発芽させ、軟白させたものです。11月11日もやしを4本並べた形に見える所から制定されました。

・11月14日 いい石の日                           山梨県石材加工工業協同組合が石材加工工業のPRとしていい石を「11」「14」と語呂合わせしました。聖徳太子の命日で太子講に当たるところから、1999年に制定しました。

・11月15日 きものの日                           全日本きもの振興会が1966年に制定されたのを機会に、この日が着物を着ることが多い「七五三」の日にあたるところから、「きものの日」に決められました。

・11月8日頃 立冬                             二十四節気の一つです。これから冬に入る始めの節で、このころは日差しが短くて、冬の気配がうかがえるようになります。

 

 ~雑記~                                「無縁社会と家族」~生きること、つながること~の大切さを描いた「ヒーロー」という人権啓発映画を教師を目指している大学1年の息子を誘い、地域の集会所で観てきました。社会から孤立している人が増えてきており、大きな社会問題にもなっている孤独死は、家族や地域、職場のつながりの希薄化にもよる。          こうした「無縁社会」とよばれる社会状況に対し、私たちは何ができるでしょうか。  この映画の働き盛りのサラリーマンである主人公は、地域社会と縁を持たなかったが、あるきっかけから地域と関わるようになり、今まで意識しなかった近所の高齢者や家族と出会い、色んな事に巻き込まれていく中、自分自身の家族の絆も深めていきます。「無縁社会」の中で、地域で起こる身近な人権問題に対し、無関心になることなく自らが行動することで、地域のつながりの大切さを実感していく、と言う様な内容でした。息子には、いじめや自らの命を絶つと言う子どもの社会問題に背を向けることなく立ち向える教師になってほしいと願うばかりです。(T)

 

2年と半年で1000枚のお礼ハガキ

006とある方に「ハガキ道」(http://goen-an.com/about.html)のことを教えてもらい、やってみようと始めたお礼ハガキ。名刺交換させて頂いた方にそのお礼をハガキで送ることを2年前の平成25年4月28日に始めました。

複写はがきで記録を残し、1冊50枚の控え冊子が今日20冊目を終えました。ちょうど1,000枚書いたことになります。見返してみるとたくさんの人と出会い、支えられてきたのだと感じます。

この習慣、ずっと続けようと思っています。1,000枚で2年半ということは、このままのペースでいくと10,000枚は25年ということになりますね。41歳のときに開始したので66歳で達成ということになります。一つ素敵なビジョンができました。

「66歳のときに、『10,000枚のお礼ハガキを出しました』とブログで報告させていただく」

今からとっても楽しみです(^^)

「創業者は元気で負けるな!笑顔で負けるな!」 in 田辺市

003昨日は和歌山県田辺市の秋津野ガルテンにて創業セミナーが開催され講師役を務めてきました。

2時間という短い時間のなかで創業のイロハをお伝えするのは本当に難しいのですが、テキストを少し充実させてあとで復習できるように工夫しながらなんとか2時間に収めることができました。

創業セミナーは開口一番の「こんばんは!」からいつも全開で、声が小さいと何回もやり直します。何故なら「元気で負けるな!」だからです。今回は1回のやり直しで皆さんの元気をいただきました。元気と笑顔が何故大切なのかを説明した後、いよいよセミナーの開始です。

創業の心構え、ビジネスアイデアの練り方、創業計画書の作成、制度融資の活用、開業手続の方法など内容は盛りだくさん。19時開始という皆さんお疲れのなか、しっかりと聞いていただきました。

創業することは本当に勇気のいることです。しかしその先には人生のすべてをかけることができる素晴らしい世界が広がっています。しかしその世界は判断一つで最悪の世界にもなります。だから勇気がいるのです。素晴らしい世界で最高の人生をおくるため、お客様など多くの人たちに必要にされ、頼りにされ、喜ばれる事業についてしっかり考えて行動して進んでいってほしいと願っています!

信頼と価値観の共有

12179011_433776623477722_1970453775_n昨日、中小企業家同友会の例会に参加してきました。

今回のテーマは「信頼と価値観の共有」でした。例会の中での問題提起は「社員から信頼されているか?」ということ。

信頼とは「信じて頼る」と書きますが、まず「信じる」だから逆に言えば「嘘をつかない」ことです。それは言葉だけでなく、相手の期待を裏切らないということだと思います。だから言葉だけでなく行動でも嘘をついてはいけません。次の「頼る」とは何でしょうか。社員が社長を頼る。社長が社員を頼る。この両方が必要です。まずは社長が社員を頼ることが第1ステップ。すなわち責任・権限を与えて「社員に任せる」ことです。任せたら「腹をくくる」ことも大切。黙っている。見守る。それが「任せる」ことで、途中で手を出すことは「任せていない」⇒「信じていない」⇒「信頼関係が築けていない」ということになります。

「任せる」といっても、丸投げではいけません。社員が自律して仕事をするためには企業の根本的な考え・方向性を理解し共有する必要があります。それが「価値観の共有」です。共有といっても「社長の考えを一方的に押し付ける」のではなく、「社長の考えを示し、皆で共有すべき価値観を共に創り上げる」ことが大切です。それが「社長の価値観」から「企業の価値観」に変化していくために必要なのです。

それで、価値観の共有のために何をするか。今回の例会にて例として挙げられたのは「輪読会の実施」でした。ある本を題材に輪読して感想・考えなどを話し合っていく。そうしたことを継続する中でお互いの価値観を理解し、個々を尊重し、和の価値観ができてきます。

安田コンサルティングでは月に2回社内勉強会ということで曜日変わりで出勤する職員さんを集めてミーティングをします。そこが私にとっての「価値観の共有」の場なのですが、以前行っていた致知の輪読を復活することにしました。

セミナー・研修の予定を追加しました。

P1300638トップページ最下部に新たなセミナー・研修予定の案内を掲載いたしました。

追加したセミナーは以下の通りです。

2015/12/03 2015/12/10 <公的資金活用1>技術・開発力向上につなげる補助金・助成金活用のすすめ方
http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=20059
<公的資金活用2>ものづくり補助金活用 成功のポイント
http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=20062
主催:大阪産業創造館 2回シリーズ

社内勉強会 テーマ『継続する』

PHM01_0361昨日は月2回開催の社内勉強会でした。テーマは『継続する』です。

先日参加した同友会例会での体験・学びを紹介しました。どうしても人は相手に対して多くのことを期待し、その期待が大きいがゆえに「どうしてできないの?」と不満を持ってしまいます。学び・成長には過程があるわけで、時間もかかります。だから「継続」が必要という学びでした。そのため経営者には根気も求められます。インターネットの辞書では根気は「一つの物事を途中で投げ出さずにし続け得る精力。」として説明されていました。とても大切なことです。

そこで、職員さんに「何か継続していることはありますか?」と尋ねてみました。一人はもう20年以上も健康維持のためにウォーキングをしているとのこと。もう一人はご自身のお子さんが小さかった頃の体験と出会い・きっかけから、ずっと子育て支援活動をしているとのことでした。そのお子さんは今年大学に入られたので18年ぐらい継続していることになります。継続の話につきものなのは「どうしてやってるの?」と「どうやって継続しているの?」の2つです。お二人とも目的がはっきりしているので「がんばって継続する」よりは「当たり前のように継続している」ようで、すごいなぁと思いました。またこうしたコミュニケーションから職員さんの価値観に触れることができることもとても大切なことです。

ちなみにこの社内勉強会、今回で17回目です。100回目まであと83回。月2回だからおよそ40カ月。3年と少しです。そう、3年と少し・・・平成30年が終わるころですね。安田コンサルティングが大事にしている「平成30年ビジョン」の結果が出ている頃です。100回目の勉強会は今よりにぎやかに、そして皆で達成の喜びをかみしめたいですね!

ものづくり補助金2次公募の結果

  昨日、ものづくり補助金2次公募の結果が発表されました。

http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2015/150930mono.htm

支援の結果は7社中6社採択でした。滋賀県、京都府、大阪府、和歌山県と支援先は広範囲でしたが6社の方々の力になれたことは嬉しいですし、もちろん、採択に至らなかった1社に対して自分の力の至らなさを反省しています。昨日結果が出てすぐにお詫びの電話をさせていただきました。結果に対して何もできませんが気持ちをお伝えいたしました。

今回の支援の課題は二つあります。一つは支援する余力がなく多くの依頼をお断りせざるをえなかったこと。体制構築の必要性を強く感じました。

もう一つは採択率が100%ではなかったこと。もっといい支援ができるように色々と磨かなければならないものがあります。追求すべきものを洗い出し、完成度を上げていきます。

この後は事務手続きが中心になっていきますが、支援先さんからリクエストがありましたら全力でサポートしていきます。