ビジュアルで感覚的にわかる決算書のみかた講座

10484040_896128503798753_8912574538529282503_n滋賀県大津市にて「ビジュアルで感覚的にわかる決算書のみかた講座」の研修講師を務めてまいりました。

この講座は大津市商工会の青年部さんが企画された講座なのですが、きっかけはこの夏に中小企業大学校にて開催された指導員さん向けの研修に受講者としてご参加されていた方からの紹介で実現しました。こうしたつながりはとってもうれしく感謝しています。

講座の内容ですが、「知識ゼロからでもわかるように・・・」というご要望もあり、電卓はもちろん数字らしいものは何一つ扱わない講座となりました。自著「ゼロからの戦略的経理マン養成講座」でも紹介しているバスタブで会計を捉える話から始まり、決算書の基本的でかつ経営者としておさえておきたい重要なポイントなどを解説。また日頃疑問に思っていることを挙げてもらいその場で解説しました。(このやり方はとってもスリリングなのですが・・・)

2時間の講座はあっという間に終了して、最後にはシリーズ化してやりたいというご要望もいただき、何とかご満足いただける内容となりました。

2回シリーズで「ものづくり補助金」など公的資金活用のノウハウを説明してきました!

12321139_1642998245964683_6125133771985990887_n12月の3日と10日の2回シリーズで公的資金活用についてのノウハウを開設するセミナで講師を担当してきました。

1回目は「技術・開発力向上につなげる補助金・助成金活用のすすめ方」でカリキュラムは以下の通りです。

1.ものづくり企業における公的資金とは(こんなにもある補助金・助成金)
2.補助金申請成功のポイント
3.公的施策活用に関する注意点
◆事業計画とは
◆区分会計とは

2回目は「ものづくり補助金活用 成功のポイント」ということで、ものづくり補助金の申請や活用に的を絞った内容でカリキュラムは以下の通りでした。

1.補助金申請のファーストステップ:事業計画の作り方
◆募集要領から読み取る記載すべき内容
◆申請用の事業計画作成
◆数値計画の立案と記載内容との整合性確保

2.ものづくり補助金活用成功のポイント
◆採択後の事務手続きについて
◆ものづくり補助金等を活用するための社内体制について

どちらのセミナーも大変ご好評いただきまして、終了後は名刺交換と質問の列が。たくさんの方に喜ばれるととってもうれしいです。

さらにうれしいことが!!それは来場者のアンケート結果です。主催者側のご担当の方から速報値を送っていただきました。

1回目:参加者66名 満足度98.2%

2回目:参加者57名 満足度 100%

たぶん、満足度100%は開業以来初のことでして・・・とってもうれしい結果となりました。

元気つうしん 2016年1月号 Vol.6

表

~事務所だより~

先日、広島市内で建設会社向けのセミナーが開催され、第1部基調セミナーの講師を務めて参りました。テーマは「10年先を睨む建設会社の経営戦略」です。10年といえば結構長いという印象を受けます。今から10年前は小泉政権により郵政改革が行われ、また耐震偽装事件により建設業怪に激震が走った年でもありました。これからの5年、10年を予測することで自社の維持発展のため正しい戦略を考えることができます。5年後といえばオリンピックです。首都圏ではオリンピック特需が興っております。その1年後は東北の震災から10年が経過するということで復旧復興に一区切り置かれることになるでしょう。しかしその両方とも大阪府内での関連は限定的であり、特定の業種に関係するか、あるいは関東・東北エリアに進出している企業だけでしょう。しかし人材不足といった問題の影響範囲は全国に渡っており、関東・東北集中型の構図から、大阪府内も少なくとも5年後の2020年までは人材不足が継続すると予測しています。さらにその5年後の2025年はどうでしょうか。完成後30年、50年と経過する社会インフラの割合がどんどん高くなっていきます。そのため維持修繕に関する需要が建設投資全体の半分近くまで上昇すると予測されます。新設の需要は減少し、維持修繕の需要が増加する。そうした明白な未来予測に対して建設会社としては維持修繕市場への参入を検討すべきであり、新設にこだわるのであれば競争力を強化するか、新設需要が増加している海外への進出を検討しましょう。 維持修繕においては修繕工事はもちろん、その前段階である点検・モニタリング業務にも注目が集まっています。自治体の維持管理課も人材不足が問題となっておりモニタリング業務の効率化が望まれています。そこに建設業内外が着目しているのです。NETIS(http://www.netis.mlit.go.jp/)に様々な新工法・新建材が登録されておりますので、提携先を探し一緒にモニタリングや修繕工事への対応を進めていくことも有益な取組みと言えるでしょう。海外進出については海外技術者の技能実習制度を関連させて進出を検討することが有効です。自社の独力で進出するよりも、対象国の言語・文化・風習などを理解した人材を社内で教育し、進出の足掛かりにするのです。皆さんも5年、10年を見据えた自社の維持発展の戦略を練ってみませんか?

裏

~建設業二ュース~

解体工事業追加に係る経営事項審査制度の改正内容がまとまりました。

(1)他の工事同様に完成工事高(X1)、元請完成工事高及び技術職員数(Z)により申請します。

(2)平成28年6月から3年間は2つの経過措置がとられます。

改正後基準の申請でとび・土工工事業を審査してしまうと、解体工事業の売上や技術者が抜けてしまい不利になることがありますので、                  ①新しくできた「解体工事業」「とび・土工工事業」の総合評定値に加えて、改正「以前」の許可区分による「とび・土工工事業」の総合評定値も算出し、共に通知を行います。                                 ②「とび・土工工事業」及び「解体工事業」の技術職員については、双方を申請しても改正法以前の1つの業種と見なします。言い換えると通常は技術職員1人につき申請できる建設業の種類は2つのところを、このケースに限り3つとなることが認められます。

~月ごよみ1月~

1月10日  110番の日                             警視庁が「110」番に関心を持ってもらい、通報の大切さと身近な利用をアピールするために1985年に制定しました。

1月11日  鏡開き                                正月に供えた鏡餅を下げて食べる祝いの儀式です。男は具足餅を、女は鏡台に供えた餅を正月20日(のちに11日)に割って食べたのが始まりとされました。

1月15日   半襟の日                             京都半襟風呂敷和装卸協同組合が、襟を正す小正月で、ずっと「成人の日」だったことから、和装に縁のある日として制定しました。

1月17日  おむすびの日                           1995年の阪神淡路大震災の折、被災地におむすびが届けられた温かい心の象徴として、大震災の日を「おむすびの日」として「ご飯を食べよう国民運動推進協議会」が制定しました。

1月19日  家庭用消火器点検の日                                                家庭用の消火器をよく知ってもらい家庭での点検、使い方などの認識を高めてもらうために (社)全国消防機器販売業協会が1991年に制定しました。

1月25日  中華まんの日                                「日本最低気温の日」(1月25日) にちなみ、寒い日には中華まんを食べて温まろうと呼びかけるために制定されました。

 

~ざっき~                                                                                   何処(いずこ)もXmasとお正月用品で彩られております。我が地域の自治区は公園をイルミネーションで飾ると新たな試みを考えています。我が家の真ん前にあるその公園は庭みたいなものでとっても楽しみです。勿論、電飾の提供もいたします。(T)

 

~さる年にまつわることわざ~

「猿に絵馬」さるにえま

【意味】猿に絵馬とは、取り合わせのよいもののたとえ

 

平成28年度経営指針発表会

006今日は今年最後の社内勉強会の日でした。いつもと違い、年の締めくくりは来年度の経営指針発表です。
※安田コンサルティングは個人事務所のため会計期間は1/1~12/31です。

先週までに職員さんとの面談も済ませ来年の目標もそれぞれ明確になりました。今日の経営指針の説明ではそれぞれの取り組みが、今年の計画のどの部分に該当・関連するのかを明確にしながら説明しました。そしてその行動が今年の目標達成につながり、それが平成30年ビジョンへとつながっていきます。

社員雇用と社内教育による体制強化。海外進出のための様々な活動。国内の新規顧客開拓と既存顧客の満足度向上の取り組み。そして執筆活動など。それぞれの分野において平成28年に取り組む内容を話しました。

職員みんなで実践、みんなで達成、そしてワクワクビジョンへの到達を目指します!!

ワクワクビジョンには当然、売上がどうだの、利益がどうだの書いていません。それがヤスコン流です。経営理念に従って、皆に支えられていることに感謝しながら、皆で幸せになっている姿だけを思い描いて進んでいきます!

 

「夢(想い)をかたちに」 「経営の基礎を振返る」 創業支援セミナー 2日目

12310676_886707814777934_5448435586328990320_n昨日は豊岡市商工会さんにて創業支援セミナーの講師でした。先週に引き続いての2回シリーズです。

1回目の様子はこちらに記載しています。「夢(想い)をかたちに」 「経営の基礎を振返る」 創業支援セミナー 1日目

2日目は開業手続、販路開拓のためのインターネットの活用、資金調達や制度融資の説明などを行い、最後のワーキングの時間で皆さんのビジネスプランをまとめて頂きました。

最後の「ビジネスプランをまとめる」は皆さん苦労されていました。「想いをかたちに」の難しさを実感されたと思います。私はワーキングの時間に皆さん全員と少しずつ会話をしながら、ヒントを引き出すやりとりに注力しました。

「どうしてそれをやりたいと思ったのですか?」

「できることを考えるよりも、やりたいことを考えてみたら?」

「その想いを人に説明できますか?」

「自分らしさ、自分を生かすとしたら何が考えられますか?」

などなど、そして最後に皆さんに自分の想いを発表してもらいました。それをしっかりと受け止め、そして商工会の指導員の皆さんにバトンタッチです。今度は指導員さんと協力しながら、受講者の夢の実現のお手伝いです。

夢をたぐりよせるために、小指だけでもひっかかってくれていたらいいのですが・・・と切に願います!

皆さん、お疲れ様でした!

「夢(想い)をかたちに」 「経営の基礎を振返る」 創業支援セミナー 1日目

IMG_385211月29日の日曜日、豊岡市商工会さんで開催されました『「夢(想い)をかたちに」 「経営の基礎を振返る」 創業支援セミナー』の講師を務めてきました。

一番力を入れて伝えたのは「創業って何?どういうこと?」ということです。自ら事業を始めることは、すべての人が体験することではありません。もちろんリスクもありますし大きな責任を負うことになります。でもその責任を果たすために、これまた大きな権限が与えられているのです。

誰に対する責任でしょうか??色々な関係者があげられますが、一番大切なのは「自分に対する責任」です。自分を裏切らないこと。自分の期待に自ら応えること。その期待とは「いい人生を歩むこと」です。

それらをしっかり踏まえたうえで、事業コンセプトや計画書づくりについて説明してきました。

併せて行われた創業についての先輩からの事例発表については、「事例発表の聴き方」などを事前に説明して取り組んでもらいました。人の話を聴くにもコツや事前準備があります。せっかくのセミナー、少しでもヒントを持ってかえってもらうために熱く語りすぎた6時間でした!