カンボジアの子ども達に自転車を贈るプロジェクト

cam2本日4月27日、カンボジアの子ども達に自転車を贈るプロジェクトを開始しました。

詳しい内容は以下のホームページをご覧ください。
http://cam-bi.net/

私は昨年の秋にカンボジアを訪問しました。貧困家庭で暮らす中学生の就学支援が目的です。子ども達のおかれた状況をみると、奨学金も大事だけれど通い続けるためには自転車が必要不可欠だと気が付きました。今回ご協力いただいている民際センターさんも自転車の数が足りていないと支援の必要性を訴えています。

cam6自分一人では何もできません。皆さんの協力を得て次の世代を担う子ども達に教育を受ける機会を提供したいと強く願っています。そこで今回のプロジェクトを立ち上げました。是非ご協力ください。力を貸してください。よろしくお願いします。

この活動、安田コンサルティングの事業と関係ないボランティア活動のように見えるかもしれません。でも私の考えは少し違います。

まず安田コンサルティングの経営理念は以下のようになっています。

1.私達は、愛で中小企業の経営者を元気にします

2.私達は、中小企業に関わるすべての家族を守り、次の世代に命を繋ぐ社会をつくります

二つ目に記した目的理念が私の事業の本当の目的です。そのために必要な活動はすべて事業に関係した取り組みなんです。事業というよりは私自身の生き様、生きがいといってもいいでしょう。

自分の生き様に皆さんの協力を得るというのは、ある意味虫のいい話ではございますが・・・色々な人たちの笑顔のなかで生きていきたいという私のわがままにお付き合いいただければこれほど幸せなことはございません。

皆さん、是非ご協力よろしくお願いいたします。

詳しい内容は以下のホームページをご覧ください。
http://cam-bi.net/

元気つうしん 2016年5月号 Vol.10

5月表

~事務所だより~

熊本・大分を中心に多くの地震が発生しています。被災された方々に対しましてお見舞い申し上げます。この原稿を書いている時点で震度1以上の揺れが540回あったそうです。遭難者の救出活動やライフラインの復旧活動など様々な幅広い活動が行われています。そうした現状を目の当たりにすると、自然災害の恐ろしさが身に染みます。そして日本が地震大国であることを再認識させられます。この熊本地震に関して感じていることを2つ書きたいと思います。

1つ目は災害時の緊急避難対策についてです。地震に対する危機意識を常に高く持つことは実際には難しいことです。しかしこれだけ毎日のように地震に関するニュースが流されると皆さんも「地震は恐ろしい」という意識が大きくなっているでしょう。それでもどうしても我が身のこととは思えない遠い世界の出来事のように見えてしまうことも事実です。皆さんは地震があった際の緊急避難についてどのように準備していますでしょうか。重要なのは避難グッズの整備と避難箇所の確認でしょう。私は自宅に家族分の避難グッズを整備しています。また自宅は海抜15mの位置にあり、市が公開している防災マップでも津波の浸水が無いとされている地域です。避難場所は最寄りの中学校となっています。しかしこの記事を書きながら、事務所には避難グッズが無いことに気が付きました。すぐに整備したいと思います。皆さんも今一度対策について考えてみて下さい。避難グッズについてはアマゾンなどのネット通販でセットになったものも購入できるようです。

2つ目は建設業の役割についてです。熊本地震でも自衛隊や警察・消防の活躍が取り上げられていますが、私はそうした活動がスムーズに行えるように重機などを使って道路の障害物除去などを行っている建設会社の存在を強く感じています。報道でそうしたことが取り上げられないのは残念ですが・・・その話はさておき、災害時に地元の建設会社が果たす役割は本当に大きいです。建設会社しかできないことが山ほどあり、その多くが人の命を救える初動活動に密接に関係しています。だからこそ皆さんに今一度考えて頂きたいことがBCP(事業継続計画)の策定についてです。災害時に最も頼りになる建設会社自身の操業がストップしていては救える命も救えなくなってしまいます。BCPを策定し災害時に操業度を落とさずできる限りの活動を維持することが社会にとって本当に重要なことです。BCPについては様々なガイドラインが公開されています。もしご興味がありましたら是非安田コンサルティングまでお問い合わせください。

最後に、熊本・大分の地震が早くおさまることを、そして被災された方々がもとの生活に早く戻れることを強く願っております。

 

5月裏

 

~建設業ニュース~

■小規模事業者持続化補助金が募集中です

小規模事業者(建設業では従業員数20名以下)が販路開拓に取り組む費用(チラシ作成費用やホームページ作成のための費用など)を支援します。海外展開や雇用対策に取り組む事業については、補助上限額が引き上げられます。

補助率 補助対象経費の3分の2以内
補助上限額 50万円 100万円(雇用増加、海外展開等)

公募期間            平成28年2月26日(金)~平成28年5月13日(金)

お問い合わせ先   地元の商工会又は商工会議所まで

 

■国土交通省「地域建設産業活性化支援事業」の実施について

中小・中堅建設企業等が抱える経営上の課題又は技術的な課題に関する相談を受け付ける「活性化支援相談窓口」を設置し、各分野の専門家により幅広いアドバイスを実施します。また、担い手確保育成、生産性向上に関するモデル性の高い取組みについては、重点的な支援を実施します。                      そのなかで実施される経営相談では貴社の課題解決に最適な活性化支援アドバイザーを選定し、貴社に派遣します。経営上、技術上の課題に親切・丁寧に対応します。1企業あたり必要に応じて2回までで、初回の相談は無料でご利用頂けます。2回目の相談は自己負担額2,700円+振込手数料が必要です。               詳しくは安田コンサルティングまでお問い合わせください。

 

~月ごよみ~

5月5日  こどもの日                            「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」国民の祝日です。1948年(昭和23)年7月公布・施行の祝日法によって制定されました。

5月8日  世界赤十字デー                         1948(昭和23)年にストックホルムで開催された第20回赤十字社連盟理事会で決定しました。赤十字の創設者、アンリ・デュナンの1828年の誕生日です。

5月10日  日本気象協会創立記念日                    1950(昭和25)年、日本気象協会(JWA)が「気象協会」として創立されました。気象協会は1966(昭和41)年に関西気象協会と合併し、現在の名称になりました。

5月12日   海上保安の日                          海上保安庁が1948(昭和23)年に「開庁記念日」として制定しました。2000(平成12)年より「海上保安の日」に改称しました。

5月22日   国際生物多様性の日                      1994(平成6)年の「生物の多様性に関する条約」締約国会議で制定されました。当初は12月29日でしたが、2000(平成12)年から5月22日に変更されました。

5月31日   世界禁煙デ-                         世界保健機関(WHO)が1989(平成元)年に制定しました。1995年時点で、世界の喫煙者は10億1000万人で約5人に1人の割合でした。毎年世界で300万人が喫煙が原因とみられるがんや心臓病で亡くなっています。

 

~雑記~                                  皆さんは花粉症に悩まされていらっしゃいませんか?泉州に移り住んで1年目から早や20年、スギ・ヒノキ・ブタクサと3月~6月の間、マスクが欠かせません。てん茶・ヨーグルト・蓮根の絞り汁と対策はしているものの…克服できるのはいつになるやら???なんて呑気なことを言っている場合じゃないですね。【熊本地震】最初の震度7って聞いた時点で阪神淡路大震災がよぎりました。            被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。              皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心より願っております。(T)

「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」のご支援を終えて

al-dscf0027「平成27年度補正 ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」が本日消印有効で募集終了です。私の支援も昨日すべて完了しました。

今年は18社を支援させて頂きました。記載内容についてのご相談だけでしたら50社は超えているように思います。

18社の支援の中で色々なものづくり企業を訪問し、経営者の話を聴き、工場設備を見せて頂き、感じたことが色々あります。順不同で列挙しますと・・・

  • 我々が日常恩恵を受けている様々な技術・サービスは本当にたくさんの人たちに支えられているということ
  • 私たちが日ごろ目にしないようなところでたくさんの人たちががんばっているということ
  • そしてその人たちが活躍する様々な企業が存在するということ
  • その企業を支える経営者には個々に将来思い描く何かがあるということ
  • この仕事はそうした「将来」に対してわずかながら力になれる仕事であるということ

経営者の話を聴いていく中で、「なんや安田さん、そんなことも知らんのかいな?しょーがないなぁ、教えたるわ!!」という場面がたくさんありました。

変な話ですが私の強みは「そんなことも知らない」ことです。だから私のような素人でも理解できる申請書作成の支援が可能だと思っています。にこにこしながら「すみません。全くわかりません。教えて下さい!」というところからスタートです。

自社で製造している何かの部品を手に経営者は語ります。

この部品が何に使われているか。

この部品を作ることがいかに難しいか。

そしてその部品作りがいかに大切か。

この部品が日本を支えていること。

そのことに誇りを持っていること。

そしてものづくりが大好きだということ。

この補助金がうまくいって、新しい設備で会社の競争力が伸びて、会社が繁栄して、経営者も社員もお客さんも喜んで、みんなが笑顔になることを本当に願っています。