香美町商工会さんにて「自社分析セミナー」の講師を務めて参りました!!

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。9月14日と10月1日の2日間に渡って「自社分析セミナー」と銘打って管理会計の基礎を学ぶ研修の講師を務めてきました。実はこのセミナー、当初は8月25日の土曜日に1日完結型で実施する予定でした。それが台風の影響により延期。2日間に分けて実施することになった次第です。

主催は香美町商工会青年部さん。次世代を担う若手経営者に決算書の読み方はもちろん、管理会計のポイントなどたくさんのことをお伝えしてきました。

利益が出ているのにキャッシュが残らないのは何故か?

売上拡大の作戦を考えるには掛け算がいい!?

ぜいにく3兄弟ってなに?

利益を残すために「売上を伸ばしてコストを抑える」なんて嘘っぱち!!

などなど。受講者の皆さんの会社が管理会計の導入によって底力をつけ、繁栄し、地域が元気になっていく。そんなことを夢見ながら熱く、そして楽しく、一生懸命に語ってきました!!

10月4日、11日に「経営計画作成セミナー」の講師を務めてきました!!

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。

本日は10月4日、11日と2週に渡って講師を務めてきました『経営計画作成セミナ』のことを紹介いたします。

チラシの案内文はこんな感じです。

初めての方にもわかりやすい、経営計画書の作成方法をお伝えします。
本来、経営者は経営計画を作成⇒実行⇒検証、次の計画に活かすというサイクルを回すのが理想です。しかし、現実には小規模事業者で実施しているところは少ないと言えます。経営計画を作るメリットを理解し、実際に作成することを目標とするセミナーです。本計画を軸に安定経営を図るとともに、補助金獲得の可能性を高めることもできます。』

小規模事業者で経営計画を策定して経営を進めているところはもちろん少数派。計画を作成する動機の多くは補助金でしょう。小規模事業者持続化補助金、ものづくり補助金、IT導入補助金、事業承継補助金・・・色々な補助金がありますが、申請するにあたっては事業計画を作成しなければなりません。

でもいざ作成しようとすると・・・作り方がわからない・・・

例えば小規模事業者持続化補助金は「経営計画書」と「事業計画書」の両方を提出する必要がありますが、その違いもわからない・・・

そんなわけでセミナーで勉強してもらおうというわけです。

経営計画に基づいた経営。とっても大切なのですが、それに気が付くきっかけは補助金申請であってももちろん構わないわけです。ただ補助金もらってそれで終わりでは残念すぎます。

安田は経営計画の一番のポイントは「ビジョン」にあると思っています。5年後の理想像をいかに描くか。経営者も社員も執着できるような素敵なビジョンができれば、当然そこに到達したいわけです。そのモチベーションは戦略や行動に表れてきます。

例えば・・・

「この補助金つかって設備導入し、地域で1番の技術力を維持することで、相見積を脱却し特命受注率100%を実現。高い付加価値と適正な利益を確保することで、社員にとって最高に働きやすい職場作りを進め、併せて技術開発に投資し競争力を高める。5年後には県内1番となり、その功労者である社員全員参加の海外旅行に会社全額負担で出かけている。」

といった感じです。そしてそのビジョン達成のための成功要因を分析し、行動計画に落し込んでいく。併せて数値計画にも反映していく。

そんな経営計画の作り方をたっぷりと説明してきました。

素敵なビジョンを達成する企業が増えると、それは社会の豊かさにつながっていきます。そうした意味では5年後の種をまくセミナーということになるのでしょうか!!

「建設業法に基づく適切な施工体制について」というテーマで研修してきました!!

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。

本日は10月12日に大阪府内の大手建設会社さんにて「建設業法に基づく適切な施工体制について」というテーマで研修してきました様子をご紹介いたします。

皆さんは監理技術者、主任技術者の違いを明確に説明できますでしょうか?

「大規模工事では監理技術者?」

「元請でなくても請負金額が大きく下請さんをたくさん使う場合はどっち?」

「主任技術者で工事に専任したりそうじゃなかったりするよね?」

こんな質問をよく受けますが、少し複雑なんです。そんなわけでご依頼者の建設会社さんは協力会の皆さんと一緒に勉強しようということになり私が講師として呼ばれたわけです。

内容は以下の通り。

  1. 建設業に関する基礎的なこと
  2. 建設業許可について
  3. 工事現場に配置すべき技術者
  4. 技術者制度の一覧
  5. 専門技術者について
  6. 監理技術者等の直接的かつ恒常的な雇用関係
  7. 監理技術者等が専任すべき工事
  8. 専任を要しない期間
  9. 2つ以上の工事を同一の監理技術者等が兼任できる場合
  10. 社会保険への加入
  11. 法定福利費を内訳明示した見積書
  12. 見積書に関するQ&A
  13. 法定福利費を内訳明示した見積書
  14. 下請との適正取引(見積から契約)
  15. 見積依頼に含めるべき項目
  16. 契約に含めるべき項目
  17. 取引の際の注意事項

10番以降は施工体制とは直接関係ありませんが、建設業界の社会保険加入の話や法定福利費を別明細にした見積書の作成、さらに下請との適正な取引などについても話をさせていただきました。

研修のご担当者の方からは「わかりやすく説明してくれて大変よかった!」とお声をいただきました。説明方法を色々工夫してよかったです!!

今回、作成しました資料はご希望の方がおられましたらご提供させていただきます。ご希望の方は安田コンサルティングまでご連絡ください。
メール: yasucon@ea.main.jp 担当:安田 宛て

元気つうしん 2018年10月号 Vol. 39

~事務所だより~

 

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。
本日は『建設業受注アップセミナー』の講師を務めてきた様子をレポートいたします。

こちらのセミナーは和歌山県広川町商工会館で開催されました。主催は「広域商工会有田オレンジ協議会」という有田川商工会、広川町商工会、湯浅商工会の3商工会が加わる協議会となっています。内容としては以下の通りです。

建設業における受注UPアプローチの大切なポイントが以下の5つです。

1.     情報発信

客観情報よりも主観情報を中心に発信していくこと。

企業の強み(QCDSSE要素)を明確にし、育て、発信すること。

2.     ターゲット顧客の明確化

顧客セグメンテーション【地域、年齢、性別、職業、関心、
家族構成、趣味、
共感・価値観、悩み・不安、目標、ライフスタイル、
ライフステージ など】

「誰でもウェルカム!」からの脱却と理想的な顧客との出会い

顧客をイメージすると作戦が具体的になる

顧客の3役(利用者、決定者、スポンサー)の理解

3.     目的と手段の理解

顧客の目的はなにか?

顧客の潜在目的、口に出せないような目的は?

事業は目的ではなく手段の1つ

顧客を育てる(未知顧客見込客顧客リピーター)

4.     AIDMAAISAS

ADIMAAISAS

発信手段とSNS活用

5.     地域交流

地域の一員として

地域交流の方法

イベント集客とイベント後のフォロー

これらを2時間という非常に短い時間に凝縮して語ってきました。
地域で活躍する建設会社の皆さんにとって何かヒントになっていたら幸いです。

 

~建設業ニュース~

【解体工事業の許可についてご準備ください!】

平成28年6月1日より「解体工事業」の区分ができました。それより3年は経過措置として「とび・土工工事業」でも解体工事ができますが、いよいよ来年5月31日にてこの経過措置は終了となります。業種追加の申請が完了してから許可通知書が得られるまでの間が1ヶ月。そのため少なくとも4月中旬ごろまでには申請を終えていたいところです。

特に専任技術者について平成27年度までの施工管理技士等の合格者については1年以上の実務経験か登録解体講習が必要です。現時点でもし実務経験が無い場合は「登録解体工事講習」の受講が必要です。現在のところ実施機関は2社。

公益社団法人全国解体工事業団体連合会 https://www.zenkaikouren.or.jp/

一般財団法人全国建設研修センター http://www.jctc.jp/

どちらもホームページに講習予定が掲載されていますので是非チェックしてください。