奈良県の斑鳩町商工会にて建設業セミナーの講師を務めてまいりました!

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。本日は2月下旬に奈良県の斑鳩町商工会さんにて講師を務めて参りました「建設業セミナー」についてご紹介いたします。

こちらのセミナーは日程を2回に分けて実施されました。1回目のテーマは販路開拓、2回目のテーマは人材確保です。それぞれチラシに記載されました案内文は以下の通りです。

(1)地域工務店だからこその地域密着型販路開拓の進め方
地域密着工務店はお客様(お施主様)との長いお付き合いから生まれる信頼関係が最も大切です。だからこそ「あなたにお願いしたい!」と名指しでご注文いただけるような関係の構築が必要です。そのポイントは「自分の価値観を伝える事」に有ります。チラシ、インターネットなどツールは色々ありますが、それらをいかにして有効に使うか、そして現場作業の多い人たちでも継続できる方法をお伝えしていきます。

(2)人材不足もこれで脱出!建設業の働き方改革とネット活用
「建設現場に働き方改革なんて無理無理!!!」
という声をよく聴きます。しかしその一言が、人材不足という大きな問題の解決を難しくしていることも事実です。「求人しても応募がない」「面接なんて平気ですっぽかす」「初日から出勤せず携帯にも出ない」こんなことはどこでも起こっていること。でも人材不足は深刻です。そろそろ目をそむけずに人材不足という問題に向き合いましょう。そのポイントは「働くことの喜びを伝える」ことです。ネットをうまく活用しながら人が集まる魅力的な組織作りに挑戦していきましょう!

両方のテーマの共通点はお客様・スタッフ、どちらも「人」であり、その方々の立場に立って物事を考えるという観点です。それは思いやりと想像力。私達も、そして相手の方々も共通して「幸せになりたい」と願っています。相手に対して、へりくだって言いなりになるだけではお互いの幸せは実現しません。そこをどう考えていくのか。どう形にしていくのか。2回のセミナーを通して色々と伝えて参りました。

元気つうしん 2019年3月号 Vol. 44

~事務所だより~

皆さん、こんにちは。安田コンサルティングの安田です。
先日、兵庫県内の商工会さんにて「職人さんのマナー講習会」の講師を務めて参りました。

開催の主旨はこんな感じです。
『〇〇市商工会建設業部会では、建設現場等で施主さんや近隣住民の方と接する機会が多い職人さんや工事関係者の方に必要とされる基本的なマナーについて、改めて考えていただく講習会を開催します。「この仕事を信頼できるあの人に任せたい。」と言われるような職人さんを目指して・・・
是非ご参加下さい!』

経営相談でもよく伝えるのですが、厳しいこの業界において何で差別化を図るべきか。それは「人」です。「あなたに頼みたい!」の一言を得るためにやるべきことをやる。人間性を磨く。
技術を磨く。色々ありますが、何より大切なのは「思いやり」です。そして相手の気持ちになって、相手の気持ちを害さないために・・・と、ずっと育まれてきたのが「マナー」です。

今回は商工会の建設部会さん向けに研修が行われました。主な内容は以下の通りです。

1. あいさつ
2. 時間厳守
3. 身だしなみ
4. 現場の5S
5. クレーム対応と言葉使い
6. 仕事の進め方など・・・

基本的なことから傾聴や質問力の話まで、90分という短い時間でしたが色々と伝えて参りました。受講頂いた方からは、「こんどうちの協力会でもやってほしい!」や「もっと時間をかけて深い話をききたい!」といった感想をいただきました。

まわりの人たちを思いやる。そんな気持ちがいっぱい込められたマナー。
私も1人の人間として気を付けたいものです。

 

~建設業ニュース~

【建設業への就業者が前年比5万人増加】

総務省が2月1日に発表しました労働力調査(基本集計2018年平均速報値)の結果によりますと、建設業就業者数が503万人と前年に比べて5万人増加したとのことです。就業者数増加は2年連続。そして2015年以来3年ぶりに500万人を上回りました。特徴的なのは男女別の増減内訳です。男性は1万人減少して421万人となりました。そして女性が6万人増加して82万人となっています。およそ6人に1人が女性ということになります。2020年に開催される東京オリンピックにより一時的に建設需要が増えている影響、また、国土交通省や建設企業等による人材確保策の効果が一因となっているのではないかと推測されているようです。大阪でもインバウンド効果によるホテル等の建設が好調ですし、今後は大阪万博に向けた建設投資も増えていくでしょう。「女性が働きやすい職場づくり」が今後重要性を増していくことは確実です。