「建設会社のための輝くビジョンと人材戦略」というテーマでオンラインセミナーを実施しました!

こんにちは。株式会社パールの安田です。本日は8月に沖縄県の建設業関連団体様向けに行ったセミナーの様子をお知らせいたします。沖縄といいましてもコロナ禍ですので、Zoomによるオンラインで実施されました。

セミナーのタイトルは「建設会社のための輝くビジョンと人材戦略」です。事前に集まったアンケートでは、以下のような要望がございました。
大卒内定者の辞退理由で大手企業への内定が多い、理由は待遇・経験値など様々。(民間建築工事社長)
採用はできているが社員の定着率はあまりよくない(設備工事会社役員)
高齢化・技術者不足があり育成もしたいがコロナで実案件も減少し実践で育成が難しい。ICTの活用などを検討しているが行政や全国的なトレンドが知りたい。(植栽工事会社役員)
現在は人材に困っていないが数年先はどのように採用をするか思案している(改修工事会社役員)
地元の若い人を採用したいが非常に難しい、外国人を採用しているができる職人はすぐ成長するが技能実習生で国に帰り非常にもったいない。(型枠工事会社社長)
BIMを5年前から導入しているが活用と育成が進まない。(設計事務所役員)

そこで、研修では以下の内容をお伝えいたしました。
1.ビジョンと人材について
2. 建設業における働き方改革の法制度等
(ア) 建設業の働き改革加速化プログラム
(イ) 残業上限規制、割増賃金引上げ、有給休暇消化義務、同一労働同一賃金
3. 採用のための企業PR
(ア) 採用と定着率向上
(イ) 求人票や求人広告
(ウ) ホームページやSNS での発信
4. ビジョンと人材育成
(ア) キャリアプランと給与
(イ) 社内面談での意思疎通
5. iConstruction の推進と補助金活用
(ア) CIM の推進
(イ) ものづくり補助金活用等

1時間という短い時間ですが、色々とお伝えすることができて喜んでいただけました。

 

元気つうしん 2021年8月号 Vol. 73

~事務所だより~

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。本日は建退共(建設業退職金共済制度)の加入・履行証明書のルール変更についてお知らせいたします。

経営事項審査時または一般競争入札(指名競争)参加資格申請時に提示する建退共の加入・履行証明書が必要な場合は、建設業退職金共済事業本部の大阪支部に加入・履行証明願を提出して証明を受ける流れになりますが、厚生労働省及び国土交通省からの指示により証明書の発行基準等が今年度から改定され、令和4年度から完全実施となることが決まりました。

詳しくは建設業退職金共済事業本部が発行した案内を同封しておりますのでご参照ください。ここでは簡単な概要について説明します。

1.共済手帳の更新について

(ア)共済手帳更新数について、決算日現在の被共済者数に見合う共済手帳の更新数があること。
(共済手帳は250日分でいっぱいとなるため、1年に少なくとも1回は更新されるはずであるため 安田追記)
(イ)共済手帳更新数が被共済者数より少ない場合は、被共済者が加入後1年未満であったり、季節労働者・病気などの理由により年間就労日数が少ないことを示す必要があります。

2.退職給付拠出額等の総額について

退職給付拠出額等の総額が被共済者数1人当たり78,120円以上であること。
(252日分の証紙額となります 安田追記)

これまでは1年に1回証紙の購入実績があったり、手帳の更新が1冊でもある場合は加入・履行証明が得られました。また、購入や手帳更新が全く無かった場合でも、速やかに証紙を購入することでも証明を得ることができました。今後、そうした内容では加入・履行証明が得られなくなりますのでご注意ください。

 

~建設業ニュース

【建設ニュースではありませんが・・・Readyforにてクラウドファンディングプロジェクト始めました!】

2016年から始めていますカンボジア自転車プロジェクトですが、2021年も継続しております。さらに多くの御協力者を募るべく、クラウドファンディング会社のReadyfor協力のもと7月20日~8月29日の期間限定プロジェクトを立ち上げました。下記アドレスまたはQRコードにて是非ご覧ください!

https://readyfor.jp/projects/cam-bi2021