HPはまずコンセプトが大事

 今日はHPの作成支援。
 会社案内的なHPであれば会社情報、事業案内、問い合わせフォーム、とお決まりの構成になる場合が多いがすべてこのパターンでいけるかというとそうでもない。例えばホームページで何かPR、販売したい場合、それは技術情報といった発信側から一方通行になりがちな情報は意味が無い。何を配信すべきかといえば「顧客の何を解決できるか?」である。工務店の場合も「確かな施工技術」とか「豊かなデザインセンス」ではなく、顧客に配信すべき情報はその住宅で実現できる「幸せな暮らし」である。その目的のために必要な要素が技術であったりデザインであるわけである。ここを取り違えると、提供したいものと顧客が探しているもの。すなわちシーズとニーズが食い違って訴求ポイントも当然ずれてくる。
 こうした観点から最初にホームページの構成を考える際には必ず支援先企業にこの点を確認するようにしている。大方決まりかけていたプランがゼロに戻ることもある。それでも急がば回れである。こうしてできたHPは固定観念にとらわれたHPよりも何倍の効果も発揮するものである。