中小企業大学校関西校にて「決算書の読み方・活かし方」について講師を務めてきました!

中小企業大学校関西校にて「決算書の読み方・活かし方」について講師を務めてきました!
この研修を担当することになって4年目となりました。この研修機会を頂いた際に、「決算書を読む」ことについて頭の中にある考え、ノウハウ、理解の仕方、活用の仕方などなど取りまとめるきっかけとなり、その延長上で昨年7月には「ゼロからの戦略的経理マン養成講座」を上梓することとなりました。私にとって、大きなステップアップの機会となった研修です。
2泊3日の泊まり込み研修でゼロから決算書の読み方を学ぶ研修です。
皆さんは「決算書を読む」ことはどういうことだと思いますか?
「決算書を使って会社の収益性や効率を分析すること」という回答が多いようです。残念ながら決算書は過去の記録であり、どんなに分析しても決算書の数字が変わることはありません。だから「決算書を読んでも意味がない」と考えている経営者が多いようです
「決算書を読む」とは「決算書を使って未来を読む」ことなのです。経理の仕事は簿記を使って企業が歩んできた道をしっかりと記録して整えること。でもそれは役割の半分です。過去も大切ですが、本当の経理の仕事は企業がこれから歩む未来の道を整えることにあります。そうしたことも含めて3日間、色々と語ってきました。
受講生の皆さんには喜んで頂けたようで約30名の受講者の方々全員と名刺交換ができ、後日何人かの方が感想を送って頂きました。「勉強になった!」、「ためになった!」、「すぐ会社で活かしていきます!」という声を聴くと、「この仕事やっててよかったなぁ」と幸せな気持ちになります!