よく「原価削減できるアイデアは無いですか?」と聞かれることがあります。原価削減といっても主に購買が絡むものを指すのですが、購買活動を対象に考えた場合、短期的に効果が出るが長く続かないもの(代表的なものが買い叩き)、長期的に効果はあるが即効性に欠けるものの2タイプに分かれます。長期の視野でいけば中長期の経営計画の一つの枠として購買戦略があり、協力会社と共存関係を保ちながら強固な関係を築くものとなっていきます。短期で場当たり的に行動した場合、共存はありえません。単に削減を強いられた協力会社は好意的でなくなりいずれ逃げていくことになるでしょう。
建設業においては原価の8割弱が購買がからむ材料費・外注費となっています。(もちろん、重下請構造の孫請け、ひ孫請けなどは外注費率は下がります。)故に戦略的な購買活動は大きな効果を生みます。
最近、協力会社から新素材、新工法の提案は受けましたか?
最近、新しい協力会社の発掘は行いましたか?
最近、単なる値引きを強いたりしてませんか?
最近、協力会社が寄り付かなくなってませんか?
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