現場に足を運ばないで納品用の文書を事務所にこもってパソコンで一生懸命に作っている・・・
この現状がそもそもIT化の失敗を示しています。
多くの建設会社でIT化の状況を見てきましたが、事務所には整然とパソコンが並び昼間は誰も使っていません。(現場に行ってるからです。)そして夕方帰って皆がパソコンとにらめっこ。それでは現場担当者からはIT化とは単なる「残業のもと」でしかありません。
昨今の電子化の流れから品質に関する文書作成は避けては通れない作業の1つです。ただ、それが残業の種ではなく品質向上の活動の一環になってなくては本当の目的から逸脱していると考えています。
最後に自分の宣伝になりますが(^^;
私はこのようなIT化の失敗事例があまりに多いため、今までの経験を生かして本当のあり方、その方法を説いています。まだ駆け出しではありますが1つでも多くの建設会社に本当のIT化が進展することを願っています。