有志があつまる中小企業診断士の勉強会でCF計算書が題材に取り上げられた。直接法、間接法の2つがあり、他にも細々と必要な知識があるため受験者にとっては取り扱いにくい分野の1つのようである。
直接法:営業収入、仕入支出、人件費、その他経費、この4つを並べれば営業CFの小計までできる。
間接法:税引前当期利益からスタートするわけだが、以下の3つを抑えればよい。
?実は営業利益からスタートしたい。だから特別利益・損失や営業外収益・費用などをキャンセルする。
?お金が出ていかない費用は加える。(減価償却、引当金)
?運転資金の増減を加味する。(売上債権、仕入債務、商品)
これで直接法、間接法の違いはあれども営業CFの小計まで終わり。あとは受取利息、支払利息、支払法人税を加減すれば営業CFが算出される。
特に間接法はその項目を丸覚えしている人もいるが、暗記が苦手な場合は上記方法により理解してもらいたい。