重機など設備投資する際に考えなければならない項目が大きくわけて2つある。
■有効な投資か
設備投資を行っても売上・利益に貢献できなければまったく無意味である。新工法に対応するべく行う設備投資であれば当然売上高アップを図るために営業力も強化しなければならない。新工法のPRのための宣伝ツールを用意したり営業マンに工法の教育を行ったりするのだ。また新工法ではなく、同じ工法で原価削減に寄与する投資であれば売上高は向上しないかもしれないが利益率が向上し利益が増大しなければならない。投資した効果は予算原価管理などを用いて常時評価が必要である。
■リースか購入か
初期投資を低減させるためにはリースも有効であるが、利率や節税効果なども含めて検討する必要がある。リースはリース料が費用算入できるほか、修繕費がリース料に含まれているケースもある。また固定資産として計上されないため固定比率、固定長期適合率といった安定性指標が向上し経営事項審査にも寄与する。逆に投資費用がある場合には購入も考える。減価償却費は法定内であれば費用に計上できる。各年のキャッシュイン及びキャッシュアウトを耐用年数の期間で一覧にし、現在価値に割り引く方法で判断材料を得ることができる。
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