『まず勝つイメージをもつ』・・・バレーボール男子の監督である植田辰哉監督の言葉は経営者そのもの

 先日(7月9日(水))の日本経済新聞夕刊にバレーボール男子の監督である植田辰哉監督のインタビューが掲載されていた。前監督である大古氏より監督は勝つイメージを持ち、そこに出てくるのがコートで活躍できる選手ということを学んだという。

 これは経営でも大切なことだ。経営者が「勝つイメージ」を思い描き、そのイメージに足りないもの(設備や社員の技術、ノウハウ、協力会社、得意先・・・)をはっきりさせる。すべてが充足しているのであればそのイメージに向かって進むだけであり、足りないものがあれば補充するかできなければイメージを描きなおすのである。この「描きなおす」が重要で、そもそも「勝つイメージ」が無ければ何が足りないのかがわからない。
 もう一つ「勝つイメージ」が明確になるといいことがある。従業員に対しての指示命令が具体的になるということである。単なる根性論の「がんばれ」ではなく、「お前は○○にがんばれ。それが△△に貢献するから」といった具合だ。
 「勝つイメージ」は経営指南書によれば「事業計画書」を作ることだと言われるが、本当はその前段階にある。イメージの無い計画はありえない。単なる言葉遊びや数字遊びになってしまう。「イメージする」ことはどこでもできる。どこでもできるから経営者は24時間365日、それを思い描がこうとしているのかもしれない。
 思い描いたらそれを少し書いてみることをオススメする。色々な効果が出てくるからだ。