中小・中堅建設業者の経営相談事業

国交省の経営相談事業が今年から新しくなりました。その名も『建設企業のための経営戦略アドバイザリー制度』です。

メニューは2つあって、入口支援と出口支援。

入口支援は電話相談と建設業経営戦略アドバイザーの派遣。1回のみで無料です。

出口支援は相談のあった企業から選定し、支援チームを組んで目標達成まで継続的に支援するというものです。

昨年まで実施されていたワンストップサービスセンター事業は年度内2回までだったのですが、入口支援と比較すると回数減少ですが、出口支援は継続支援とのことで、どれぐらい選出されるのかわかりません。ただ相談を広く受けつつも相談によっては深いところまで支援していくものです。

もう1つ、建設業経営戦略アドバイザーについて。昨年度まで建設業経営支援アドバイザーとしての登録制度がありました。「戦略」と「支援」の違いですが、同じものではありません。事務局である建設業振興基金の話では「新事業のアドバイザーは、地方整備局、エリア統括マネージャー、都道府県等の推薦により各ブロック10名程度選定しました。」とのことでした。

また、もう1つの目玉としては東日本大震災で被災した建設企業向けに専用のホットラインを開設したことです。「支援メニュー等の情報提供を行うとともに、エリア統括マネージャーに加え、弁護士が電話アドバイスを行います。ご希望に応じて、建設業経営戦略アドバイザーを派遣することも可能です。※震災関係の相談については、何回でも利用できます。」とのこと。電話番号は0120-292220 です。

是非ご活用ください!!