ケンプラッツの記事「どんな住宅会社が経営破たんに陥るのか」。地元では優良企業といわれた住宅会社が何故破綻するのかを分析している。
主要因としてあげられているのは4パターン。ここでの記述は避けるが、これらのパターン分類については私も同意見である。企業の破綻は最終的には資金繰りでの行き詰まりとなるが資金繰りが悪くなるパターンとこの4パターンはうまくリンクするのである。
資金繰りが悪くなるパターン
- そもそも収益性が悪い(赤字である)
- 売上拡大に伴い運転資金が増大している
- 在庫拡充により資金が固定化している
- そもそも資金繰計画が無い
特に事業拡大局面において事業の隅々まで経営資源が行き渡らなくなる。フローが先かストックが先かという話があるが、その両方のバランスが大切である。自転車操業的なギャンブルでは経営とはいえないのである。