元気つうしん 2022年9月号 Vol. 86

~事務所だより~

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。本日は令和5年1月1日に実施予定の経営事項審査の変更についてご説明いたします。

【経営事項審査におけるその他社会性(W)改正の概観】

  1. W1-9 ワーク・ライフバランス(WLB)に関する取組の審査基準及び評点
  2. W1-10 建設工事に従事する者の就業履歴を蓄積するために必要な措置の実施状況
  3. W1-10の改正時期及び総合評定値算出係数の改正内容
  4. W7建設機械の保有状況の改正内容
  5. W8国又は国際標準化機構が定めた規格による認証又は登録の有無の改正内容

現行の「労働福祉の状況(W1)」、「若年の技術者及び技能者の育成及び確保の状況(W9)」及び「知識及び技術又は技能の向上に関する取組の状況(W10)」に新設した「ワーク・ライフバランスに関する取組の状況」「建設工事に従事する者の就業履歴を蓄積するために必要な措置の実施状況」をあわせ、新たに「建設工事の担い手の育成及び確保に関する取組の状況」として評価することとなりました。

また、「建設機械の保有状況(W7)」及び「国又は国際標準化機構が定めた規格による認証又は登録の状況(W8)」の加点対象を拡大・追加することになりました。

1.W1-9 ワーク・ライフバランス(WLB)に関する取組の審査基準及び評点

内閣府による「女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する実施要領」(平成28 年3月22日内閣府特命担当大臣(男女共同参画)決定)に基づき、「女性活躍推進法に基づく認定」、「次世代法に基づく認定」及び「若者雇用促進法に基づく認定」について、審査基準日における各認定の取得をもって、表に記載の評点で評価することとなりました。

その他、2~5の改正点については次月以降にご紹介いたします。先に詳しい資料を入手されたい場合は国土交通省の下記のURLをご参照ください。QRコードでもご利用いただけます。

https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/001397215.pdf