台風で被災した工場の復旧作業を手伝ってきました

いつもお世話になっている方の和歌山工場が台風で被災されたので、昨日はその復旧作業を手伝ってきました。

お手伝いに行く前、お手伝いの最中、お手伝い後、それぞれに色々な気づきがありました。

お手伝いに行く前

実はその方の工場が被災されたことはfacebookで知っておりました。大変だなぁと思いつつ・・・言うなれば完全に他人事です。そののち、別の方からメーリングリストに復旧作業のお手伝い募集との案内が。それで復旧作業に行くことに決めました。

自分として残念だったのは、facebookで知ったそのときに、反応できなかったこと。まだまだ行動力が足りません。すぐに気づき、すぐに行動することの大切さを反省も含めて再認識しました。

お手伝いの最中

工場の床から数メートル上まで浸水したそうです。壁についている汚れのあとがそれを証明しています。自然の脅威を感じました。道中も被災した住宅や橋など多く見かけました。皆が懸命に復旧作業にあたっています。

私はといえば、完全に衰えきった体に鞭打って、工場内に堆積した泥を出す作業や、機械に付着した汚れを落とす作業を手伝いました。開始10分で腰が痛くなる始末。どうなることかと思いましたが、なんとか最後までやりきることができました。

至るところで○○建設とか■■土木といった会社名のついたダンプ、ユンボなど建設重機が活躍しています。復旧作業をしている近くに支援させていただいている企業もあります。「きっとあそこの社長も走り回ってるんだろうなぁ・・・」と思いつつ、復旧作業に圧倒的な力を提供できる建設会社の社会的な有用さを痛切に感じました。

お手伝いに行った後

Sw181_l 帰ってきたら、お風呂が沸いていました。そしてキンキンに冷えた生ビールをいただきました。行く前から「被災した工場ってあんたまだ土砂ダムがあったりして危険なんと違うん??」と心配をかけながらも元気に送りだし、そして迎えてくれた家族に感謝です。

お手伝いの最中に沢山の「ありがとう。ご苦労様」の言葉をいただきました。その半分を家族に「ありがとう」と伝えました。感謝されるのは自分の努力もありますが、その努力を可能としてくれた周りの人々の支えがあります。それに気が付かなくては独りよがり、自分勝手な行動でしかありません。

こうして色々な気づきを頂きました。私の方からも「ありがとう」という気持ちでいっぱいです。