和歌山大学前期講義が終了

和歌山大学で講義を担当していた先端ソフトウェア工学の前期分が本日完了した。試験無しの15回講義で、来週あたりから成績をつけなければならない・・・
最後の講義はフレームワークについて。Strutsと呼ばれるJava環境を用いての講義であったが学生によってJavaの利用経験が異なるので理解度も当然異なってくるものと思う。
フレームワークの活用など本当は生産性があがるはずなのに目の前の業務に追われて導入が進まないものが多い。特に技術開発部門などがない中小企業にそうした例は顕著に現れる。その一方で経営者が研究熱心な場合は10名足らずの規模でもフレームワークを活用して生産性をあげている企業も目立つ。
大学ではフレームワーク自身のことしか講義できていない。導入の際に必要な周りのことについては機会があれば伝えていきたいと考えている。